安保法案は強行採決が行われたかどうかわからないという状況で、成立した。
ではこれからどうすればよいのか???
安保法「廃止へ追い込む」=学者の会が抗議声明
時事通信社 2015年9月20日 より転載

 さまざまな分野の学者らでつくる「安全保障関連法に反対する学者の会」が20日、都内で記者会見し、「政権の暴挙に抗議し、この違憲立法を廃止へ追い込む」とする声明を発表した。
2015.09.20 Sun l 憲法問題 l コメント (0) トラックバック (0) l top
論理の暴走、戦前と同じだ 片山杜秀・慶大教授 集団的自衛権閣議決定
2014年7月2日朝日新聞 より転載

 「時務(じむ)の論理」という昭和10年代の日本で好んで使われた言葉がある。日中戦争が始まる。ナチスが台頭する。米は世界大恐慌で低迷。すぐ第2次世界大戦になるかもしれない。

 危機の時代に対処するのは政治の務め。緊急事態への即応力を高める。法律なんぞ後回し。それが時代の求める論理。時務の論理とは目先の都合にあわせて法解釈も何も変えてゆく論理だ。国の存立に関わる。この決め台詞(ぜりふ)で無理を通す。

 閣議決定で憲法解釈を変更。集団的自衛権は合憲。時務の論理の復活ではないか。平和憲法と集団的自衛権にはやはり矛盾がある。改憲の手続きが不可欠だろう。現政権は改憲する余裕なしと考えているようだ。明日にもアジアで有事があるかも。米が中東かどこかで協力を求めてくるかも。そのとき日本が即応できることが第一義なのだ。

 集団的自衛権の議論はかつてもあった。そこで抑止力となったのは歴史の記憶だった。敗戦の不幸な記憶だ。その記憶を血肉にし、この国の身の程をわきまえた自民党の長老が、党内のタカ派を抑えた。平和憲法の理念を信奉した社会党などの存在も大きかった。 でも来年で敗戦から70年。記憶はいよいよ風化する。
2014.07.05 Sat l 憲法問題 l コメント (0) トラックバック (0) l top
新宿焼身自殺騒動、国内メディアは小さい扱い 海外メディアは「集団的自衛権」との関連を強調
J-CASTニュース 6月30日

 2014年6月29日、日曜日午後の新宿駅南口は「キャーツ!」という悲鳴につつまれた。歩道橋の上に居座っていた男が自分の体にガソリンのような液体をかけ、火を放ったからだ。男は拡声器を持って集団的自衛権の行使容認を批判する演説をしていた。
 国内メディアの扱いは総じて小さかったが、海外メディアは対照的に、集団的自衛権をめぐる背景を交えながら長めに報じた。

2014.07.03 Thu l 憲法問題 l コメント (0) トラックバック (0) l top
憲法9条 1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。


憲法改正をせず、閣議決定で憲法解釈の変更を強力に推し進める安倍政権。
憲法違反を公然と政府が行う国は法治国家と言えるのか?

集団安保でも武力行使 政府・自民、容認へ転換
2014年6月20日朝日新聞より転載------
 政府・自民党は19日、国連安全保障理事会決議に基づいて侵略行為などを行った国を制裁する集団安全保障について、日本が武力行使をできるようにする方向で調整に入った。歴代内閣が集団的自衛権の行使とともに認めてこなかった集団安全保障での武力行使を認めれば、日本の安全保障政策の大きな転換だ。

 <集団的自衛権と集団安全保障> 集団的自衛権とは、密接な関係にある他国が攻撃された場合、反撃する権利のことだ。日本の歴代内閣は、日本は集団的自衛権を持ってはいるが、行使は憲法上許されないと解釈してきた。

 集団安全保障は、武力攻撃を行った国に、国連加盟国による国連軍や国連決議に基づく多国籍軍が制裁すること。日本は武力を使う国連軍や多国籍軍への参加は、憲法9条を踏まえて認めていない。ただ国連平和維持活動(PKO)などで、武力行使にあたらない復興支援は進めている。
------ 転載中断

何故性急に戦争できる国を目指すのか。
日本の周辺諸国、中国・韓国との関係は、安倍政権になって非常に悪くなってきている。
日本と利害関係の近接しない遠方の国と結んで、中国と対抗して行こうとする積極的平和主義とは、平和主義ではない。世界の情勢が平和からさまざまな紛争へなだれ込む中で、外交関係の構築で極東に平和を築いていくことこそ、日本国民の生命・財産を守る唯一の道である。

戦争できる国を目指す政党は、次に戦争を目指す。
小さい国が武力行使やむなしと考えるとき、国民の生命・財産・生活が吹っ飛んでしまう。
戦争になれば、原発54基持つ日本は、その1つを攻撃されるだけで住む場所がなくなり、国家がなくなる危険がある。ところが戦争したい安倍首相は、原発は推進するという。

日本国民を守るという集団的自衛権、集団安全保障で、国民の生命が危険にさらされ、犠牲にされる。
福島原発事故で、被災者の被害を回復させず、汚染地域に帰還させる棄民政策と同じことが、国を守るという大義の元に行われるだけである。
2014.06.21 Sat l 憲法問題 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ウクライナ危機でロシアはクリミヤ半島に軍を進めて介入した。
対してウクライナを助けるために米、EUの取りうる手段は限られている。
G8からのロシア追放論、経済制裁・・・・東西冷戦再燃の恐れ。

安倍首相は中国の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイルなどで「日本の安全保障環境が悪化している」と集団的自衛権の行使容認を訴える。
でも集団的自衛権でアメリカに助けてもらって有事に備える・・なんてことはありうるの?
(集団的自衛権 読み解く)同盟の証し「一緒に戦う覚悟」
2014年3月3日朝日新聞
から考える。

アメリカはイラク戦争を起こし、アフガンでも戦い、疲れている。
シリア危機にも強い対応ができず、世界の警察の役割は終わりを告げている。

 外務省が昨年末に公表した米国での対日世論調査によると、日米安保条約を「維持すべきだ」と答えたのは67%で、前年と比べて22ポイント減と急落。

日米安保についての米世論調査

米国が実際に集団的自衛権を行使してくれるかどうか、安倍政権の疑念は消えない。

2014.03.05 Wed l 憲法問題 l コメント (0) トラックバック (0) l top
大好きなドナルド・キーンさんの記事を見つけた。沢田研二の「我が窮状」に共感する私は、日本を深く愛するドナルド・キーンと沢田との交流を通したキーンのメッセージを受け止め、生かしたいと切に思う。
ドナルド・キーンの東京下町日記 憲法9条 行く末憂う
2014年1月5日東京新聞 より転載

 歌手の沢田研二が私のためにバラード曲を作詞してくれた。突然、届いたCDに収められた『Uncle Donald』(ドナルドおじさん)。音楽好きの私だが歌謡曲には疎く、恥ずかしながら沢田を見たこともなければ、名前も知らなかった。「誰もが知ってる大スター」と聞いて驚いた次第だ。思わぬプレゼントに感謝しながら曲に耳を傾けた。
 Don’t cry Donald 僕たちに失望しても
 Uncle Donald この国をあなたは愛し選んだ
 忘れてならない 何年たっても「静かな民」は希望の灯

 私の日本への愛、日本人への尊敬の念は何一つ変わっていない。ただ、確かに失望していることはある。
 沢田は還暦を迎えた六年前、平和主義をうたう憲法九条の行く末を憂えて、バラード曲『我が窮状』を発表した。
 私も同じ思いだ。第二次世界大戦後、日本人は一人も戦死していない。素晴らしいことである。そんな憲法を変えようとする空気に、私が息苦しくなるのは戦争体験があるからだろう。新年に、まずは世界の宝といえる日本国憲法をあらためて考えたい。
2014.02.19 Wed l 憲法問題 l コメント (0) トラックバック (0) l top
改憲、有権者の「賛成」減少 (朝日・東大谷口研調査)
朝日新聞 2013年8月25日

安倍政権がめざす憲法改正や集団的自衛権の行使容認に対し、政権発足時に比べて有権者の賛成度が下がっている。朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室の共同調査でわかった。賛成派は依然多いが、積極姿勢をとる政権や参院選当選議員とは対照的に、有権者の理解は広がっていない。

朝日東大共同世論調査

 調査は、昨年末の衆院選後に回答した有権者1890人が対象。意識の変化を探るため、先月の参院選後に調査票を送り1540人(81%)から回答を得た。

2013.09.02 Mon l 憲法問題 l コメント (0) トラックバック (0) l top
安倍首相が憲法96条を改めを国会議員と国民の過半数で改正できるようにしようとしている。
池澤夏樹氏の胸のすくようなコラムを転載し、噛み締める。
池澤夏樹「〈終わりと始まり〉憲法をどう論じようか 揶揄せず原則に返ろう」
朝日新聞2013年5月7日夕刊

抜粋版
 このまえの選挙で自民党はともかく主食がたっぷりというメニューを用意した。みんなおなかが空いていたらしく、この経済優先の政策は票を集めた(タニタの社員食堂に比べるとずいぶんメタボっぽい)。この定食にはずいぶん味の濃いおかずがついていた隣国軽視であり,原発の運転再開と憲法改正への道筋である。

2013.05.10 Fri l 憲法問題 l コメント (0) トラックバック (0) l top