私たちは東京で菅直人と独占インタビューした。
彼は事故当時首相で、第二次世界大戦以来
初の危機に遭遇した日本をリードしなければならなかった。
彼は唖然とするような内容を次々に語った、たとえば
首相の彼にさえ事実を知らせなかったネットワークが存在することを。
マスメディアでは彼に対する嘘がばらまかれ
彼は辞任に追い込まれた。
彼が原子力ムラに対抗しようとしたからである。
ドイツZDF 福島のうそ
ドイツZDF 福島のうそ 3
2012.03.28 Wed l 原発事故 l コメント (0) トラックバック (0) l top
自分の住む自治体ががれき受け入れ、「賛成」が75%
Yahooニュース・意識調査 より
東日本大震災で発生したがれきのうち、処理が済んだ量は全体の約5%(2012年2月発表の集計)にとどまり、課題となっています。がれきの広域処理をすすめようとする動きがある一方で、地元の反対などでいったん受け入れを見送る自治体も。あなたは、自分が住む自治体が被災地のがれきを受け入れることに賛成? 反対? の質問に対して

多くの人たちが瓦礫を受け入れて、被災地の復興を助けたいと思っているので、優れた判断ともいえる。でも私は素直にそうは思えない。

そのアンケートへのコメントを読んでみるといろいろ教えられる。

反対1 阪神大震災の時、瓦礫は2000万t(今回の広域分は400万t)1450万tを現地で処理、残りの処理しきれない550万tを神奈川、埼玉、福岡県まで運んだ。
1450万tが兵庫県内で処理できて、それより置き場にも困らない東北で400万tを広域処理できない事を(総量でも2252万8千tで、このうち約2割が海に流された)瓦礫の処分が進まない理由はなぜか?

回答なし1
低用量放射線の人体への影響は予測できない点はある。しかし周辺環境に及ぼす放射線量は測定できる。人体に放射線が届かない範囲で、安全に瓦礫を受け入れることができるか否か。きちんと評価と情報公開ができるか、ここが問題。ここを議論しよう。

回答なし2
汚染地域での農作物を流通や福島の汚染された汚泥をセメントに利用したりするのと同じで、放射能瓦礫を全国にばら蒔く目的は全国民への強制被曝であろう。チェルノブイリの汚染された瓦礫を全国にばら蒔くような愚かなことをソ連政府はしなかった。被災地が自分で処理したいと言っても、政府は断った。

放射性物質は集中して環境に出ないように管理するというのは、原子力の基本の基本。事故が起こったからと言って、放射性物質を全国にばらまくと、次の世代に禍根を残す。そうしない方法がないのだろうか。

 「 瓦礫の広域処理に疑義 」 via 文化放送くにまるジャパン(120314)二木啓孝さんのお話 を見てください。



2012.03.14 Wed l 放射能・除染 l コメント (1) トラックバック (0) l top
奈良興福寺発行の”興福”を読んで、日本仏教界が脱原発の声明を出されていることを知った。
3・11一周年を迎え、今なお、さらに将来何十年と故郷に戻れない人々が多い現実を見て、原発災害の過酷さ、取り返しのつかなさを実感する時、この当たり前のことを日本仏教界の総意として出されたことに、敬意を表し、感謝したい。この声明が生かされることを願う。

以下 日本仏教界のHP より引用させていただく。

原子力発電によらない生き方を求めて

東京電力福島第一原子力発電所事故による放射性物質の拡散により、多くの人々が住み慣れた故郷を追われ、避難生活を強いられています。避難されている人々はやり場のない怒りと見通しのつかない不安の中、苦悩の日々を過ごされています。また、乳幼児や児童をもつ多くのご家族が子どもたちへの放射線による健康被害を心配し、「いのち」に対する大きな不安の中、生活を送っています。
広範囲に拡散した放射性物質が、日本だけでなく地球規模で自然環境、生態系に影響を与え、人間だけでなく様々な「いのち」を脅かす可能性は否めません。

日本は原子爆弾による世界で唯一の被爆国であります。多くの人々の「いのち」が奪われ、また、一命をとりとめられた人々は現在もなお放射線による被曝で苦しんでいます。同じ過ちを人類が再び繰り返さないために、私たち日本人はその悲惨さ、苦しみをとおして「いのち」の尊さを世界の人々に伝え続けています。

全日本仏教会は仏教精神にもとづき、一人ひとりの「いのち」が尊重される社会を築くため、世界平和の実現に取り組んでまいりました。その一方で私たちはもっと快適に、もっと便利にと欲望を拡大してきました。その利便性の追求の陰には、原子力発電所立地の人々が事故による「いのち」の不安に脅かされながら日々生活を送り、さらには負の遺産となる処理不可能な放射性廃棄物を生み出し、未来に問題を残しているという現実があります。だからこそ、私たちはこのような原発事故による「いのち」と平和な生活が脅かされるような事態をまねいたことを深く反省しなければなりません。

私たち全日本仏教会は「いのち」を脅かす原子力発電への依存を減らし、原子力発電に依らない持続可能なエネルギーによる社会の実現を目指します。誰かの犠牲の上に成り立つ豊かさを願うのではなく、個人の幸福が人類の福祉と調和する道を選ばなければなりません。
そして、私たちはこの問題に一人ひとりが自分の問題として向き合い、自身の生活のあり方を見直す中で、過剰な物質的欲望から脱し、足ることを知り、自然の前で謙虚である生活の実現にむけて最善を尽くし、一人ひとりの「いのち」が守られる社会を築くことを宣言いたします。

   2011(平成23)年12月1日

財団法人 全日本仏教会
2012.03.12 Mon l 脱原発・エネルギー政策 l コメント (0) トラックバック (0) l top
3・11から1年が経った。

東日本大震災の避難生活で体調を崩すなどして亡くなり「震災関連死」と認定された人が、
岩手、宮城、福島の3県への申請は  1916人  2012.3.11 読売新聞調査
うち福島699人、宮城613人、岩手167人が関連死と認定
岩手、宮城、福島の3県で      1365人  2012.3.7 朝日新聞調査

東北3県の死者・不明者数、震災関連死者数、避難者数を並べてみる
     死者・不明者数 震災関連死者数  避難者数
岩手県    6025    167    42939   0.39%
宮城県   11204    613   123760   0.50%
福島県    1820    699    95506   0.73%

福島県の地震・津波による死者は少なかったが、原発事故による避難によって岩手・宮城両県より多くの方たちが亡くなっている。

東京電力福島第1原発事故などで被災者の避難生活は長期化。震災1年を前に各自治体には現在も申請が続いており、認定数はさらに増加するとみられる。
2012.3.2共同通信記事
市町村別では、福島県南相馬市の266人が最も多く、宮城県石巻市の178人、仙台市の143人が続いた。福島県浪江町では、認定した76人のうち59人が震災発生から3か月以内に亡くなった人だった。また震災関連死と認められた方の9割が60歳以上のお年寄り、避難先もわからない緊急避難がどれほど大きい負担を強いることになったのか、想像に余りある。
読売新聞記事より

海外向けDayly YOMIURI ONLINEでは "核災害で573人が死亡と認定" の見出し、これが正しいのだろう。
573 deaths 'related to nuclear crisis'

A total of 573 deaths have been certified as "disaster-related" by 13 municipalities affected by the crisis at the crippled Fukushima No. 1 nuclear power plant, according to a Yomiuri Shimbun survey.
2012.03.11 Sun l 原発事故 l コメント (0) トラックバック (0) l top
東電福島第一原子力発電所の事故を、国から独立した立場で検証する民間事故調=「福島原発事故独立検証委員会」が報告書を出したことが報道されている。
NHK NEWS WEB 参照

”調査には、菅前総理大臣や枝野経済産業大臣など政府関係者、アメリカの国家安全保障会議、原子力規制委員会の幹部ら、およそ300人の聞き取りをもとに作成されましたが、東京電力は調査に応じませんでした。”

事故を起こした東京電力を調査できずに、事故の検証ができると考える調査委員会の目的はなんだろう?
周辺の聞き取り調査だけから、事故原因を検証できるとして、出された報告書に意味があるだろうか?
こんな報告書をまともに取り上げるNHK,新聞などのマスコミは、いったい何を考えているのか?

ここにこそ、あのような原発事故を起こした原因そのものがある。

事故を起こした犯人を取り調べることなしに、事故原因を検証することができない。
その犯人がいかなる調査も拒否できるなら、これからも同様の事故が起こるだろう。


”但木委員は、今後も原子力を使い続けるべきかという質問に対し「風力や太陽光などの自然エネルギーによる代替が難しいなかでは、われわれの生活を縮小するか、原子力を使い続けるかのどちらかを選ばざるをえない。原子力を使い続けるのならば、今回の事故原因をきっちりと究明して、一つ一つの原発について危機管理の対策を立て、管理がきちんと実行される体制をつくることが必要だ」と述べました。”

事故を起こした東電に一切調査せず、政府の対応に原因があったかのごとき検証を発表したのは

原発を継続して推進するためだった!!
原子力村の別動部隊だった!!
2012.03.10 Sat l 原発事故 l コメント (0) トラックバック (0) l top
NHKのニュースウォッチ9で、枝野経済産業大臣へのインタヴューをきいた。

枝野経済産業大臣は、原子力発電所の再稼働の問題について、専門家による安全性の評価結果を地元の自治体に説明し、一定の理解が得られたあと、再稼働するかどうか政治判断をするという考えを明らかにしました。
NHK NEWS WEBより  3月8日 23時26分

「原発事故がこんなにも広範な地域に、深く、長期に渡る被害を及ぼすことを踏まえると」定期検査で運転が止まっている原子力発電所の再稼働について、「エネルギーの需給よりも、今、優先度が高いのは間違いなく、安全の確認だ」 と述べた。

これだけのことを、政治家が、今責任を負っている経産相が言うということを非常に力強く思った。こういうと再稼動賛成なのと思われるかもしれないが・・・
原発再稼動を認めるかどうか、国民がしっかり判断できるように。


そのうえで、枝野大臣は「専門家による科学的なチェックが大前提だ。安全性が確認できたならば、地元に説明をしようという判断になる。そのうえで、地元の理解が得られたときに初めて再開の政治判断ができる」と述べ、関係閣僚の間で安全性を確認したうえで、地元の自治体に説明を行い、一定の理解が得れたあと、再稼働するかどうか政治判断をするという考えを明らかにしました。

また、福島第一原発の事故で厳しい経営状況に陥っている東京電力について、「国に金を出してほしいが、口は出すなということを当事者が言うのはあり得ない。資金を出すのに応じて、国が議決権を持つのは出発点だ」と述べ、現在、検討されている公的資金を使った資本増強を東京電力に対して行う場合は、少なくとも過半数以上の議決権を国が持つ必要があるという認識を改めて示しました。

東電は枝野経産相や首相の言うことをなんとも思わず無視を決め込んでいる。いずれ辞めて、もっと扱いやす政権になるだろう、大臣も変わるだろう、それまでの辛抱と思っているのだろう。地元の判断も、やらせのお手盛りで形成できる時を待とうと・・・

今日本は、世界のいろいろな国でも、大きな困難に直面している。増税をせず景気がよくなり、震災の復興ができていくという道はないだろう。国民は、評価すべきことを評価して支持しなければと思う。
2012.03.09 Fri l 原発事故 l コメント (0) トラックバック (0) l top
低線量放射能はどの程度まで大丈夫なのだろう。注意深く見ていく必要がある。

福島で放射能の影響調査がアメリカの大学の研究グループによって行われる。
2月4日NHKワールドニュースより

福島原発事故による放射能被爆の野生生物や植物への影響を、福島県および他地域で長期にわたって調べていく。
①サウスカロライナ大学Mousseau教授のチームは、13年にわたってチェルノブイリ事故の影響を調べてきた。

②調査から分かったことは、
毎時1~3マイクロシーベルト(年間8~24ミリシーベルト)の地域でも
鳥や虫の数が減少、奇形の発生 が見られた。


③福島原発事故影響の長期に渡る研究は、低線量放射線被爆の野生生物への影響を明らかにするだろう。

④鳥のような野生動物の世代交代は人間より速いので、
人の遺伝子への影響についての手がかりが得られるだろうと教授は期待する。

A US research team will conduct a long-term study on the impact of radiation exposure on wild animals and plants around the Fukushima Daiichi nuclear power plant.The team from University of South Carolina, led by Professor Timothy Mousseau, will begin the study in Fukushima Prefecture and other areas of Japan in May.

①The team has been studying the impact of radioactive fallout from the Chernobyl nuclear accident on wildlife around the plant for more than 13 years.

②Its study shows a decrease in the number of birds and insects, as well as abnormalities in animals even in areas with low radiation levels of one to 3 microsieverts per hour.

③The team says long-term research is likely to shed light on the impact of low-level radiation from the Fukushima accident on wildlife and that it hopes to cooperate with Japanese researchers.Professor Mousseau will visit Fukushima later this month in preparation for the study.

④He says generational change of animals, such as birds, is quicker than that of humans and will provide clues to the impact of radiation on human genes.
2012.03.07 Wed l 放射能・除染 l コメント (0) トラックバック (0) l top