「自然発生」ではあり得ない ~ 放射線量と甲状腺がん有病率との強い相関関係 ~
原論文 「自然発生」ではあり得な ~ 放射線量と甲状腺がん有病率との強い相関関係 ~

県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)」結果概要 2015.8.31 が発表されている。
この結果解析から、
高線量地域ほど、また
原発事故による被曝2011.3.15から細胞診までの経過時間が長いほど
甲状腺がんの有病率が高いことが判明した。

有病率被曝線量関係

放射線量と甲状腺がん有病率(経過時間の因子を補正した10万人当たりのがん・癌疑い人数)に
正の相関関係(p=000002) が統計的に見だされた。

1. これまで公表されていなかった福島県内の59全市町村での
一次検査(甲状腺エコー検査)実施時期を確認しました。
2. その結果、この検査時期(被ばく後の時間経過)が量反応関係の交絡因子(バイアス)となっていることが明らかになりまた。
3. 交絡因子を補正し、一次検査及び細胞診までの時間経過を考慮に入れて分析しました。
4. その結果以下のことが、統計学的に明らかとなりました。

A.「高線量地域ほど、また一次検査までの経過時間が長いほど要精査(B、C判定)率が高い」
B.「高線量地域ほど、また細胞診までの経過時間が長いほど有病率が高い」
C.「高線量地域ほど要精査者中の有病者割合が高い」
D.スクリーニング効果」や「過剰診断」によって「多発」を説明することは科学的に不可能である


2016.02.29 Mon l 福島甲状腺がん l コメント (0) トラックバック (0) l top
被ばく地フクシマからの声 3
もうふるさとは100%もとに戻らない 小高町元町長が語る 故郷が放射能で汚染されるという現実 より転載

 福島県南相馬市小高(おだか)地区の自宅に、江井績(えねい・いさお)さん(74)を訪ねて話を聞いた。江井さんは、2006年に市町村合併するまで、小高町の町長を2期6年勤めた同町最後の町長である。地元高校を卒業後、18歳で町役場に就職し、54歳で助役になり、そのあと町長に当選した。江井さんの自宅は福島第一原発から北17キロの地点にあった。

小高地区元町長

 私が江井さんに話を聞こうと思った理由はいくつかある。

⑴江井さんのふるさとである「小高地区」は、南相馬市の中でも福島第一原発に最も近い南端部であり、全域が20キロ圏内の「警戒区域」に入った。住民約一万二千八百人が強制避難させられた。沿岸部は津波で破壊され、津波を免れた地区も屋内は家具や食器が散乱して大変な状態になったのに、その片付けもできないまま、3月12〜14日ごろには脱出を余儀なくされた。そのまま「立ち入り禁止」が一年間続いた。現在も「家に立ち入りしてもいいが、泊まってはいけない」という「居住制限」あるいは「避難指示解除準備」が続いている。しかし国は2016年春でこの制限を撤回しようとしている。

⑵江井さんは東京電力を相手どって住民344人が2014年12月に起こした集団訴訟の「呼びかけ人」である。その訴訟の内容は少し変わっている。仕事を失ったことへの損害賠償ではなく
「ふるさとを失ったことに対する慰謝料一千万円」
「将来避難指示が解除されて三年が経過するまでの月額二十万円」
を原告一人ずつに求めている。総額は約60億円である。

2016.02.25 Thu l 被ばく地フクシマからの声 l コメント (0) トラックバック (0) l top
福島県健康調査で、甲状腺がん・疑いと判明した子ども166人、手術でがん確定者116人
その子どもたち・家族はどうしているのか殆ど報道がない。
リンパ節転移が多数・肺に転移も ②~福島県の甲状腺がん で見たように
手術した9割以上でリンパ節転移、甲状腺外浸潤があり、さらに肺への遠隔転移3例(3%)があった。リンパ節転移、甲状腺外浸潤、遠隔転移のないものは8% のみ。

以下に肺へ転移した女性の例のレポートがあったので記録しておく。
福島原発事故後に甲状腺ガンとなった20歳の女性の悲痛な日々 
2度の手術も、リンパや肺に転移。弟2人も甲状腺にのう胞が…

(2015年9月25日号 FRIDAY)から抜粋
取材・文/明石昇二郎(ジャーナリスト)
福島原発事故後に増えた心臓病と甲状腺がん より経過をまとめると

・福島県中部に住む、20歳の女性(被曝時年齢15歳)
・3・11後3日外出控える。その後普通の生活
 福島市内で中学卒業の買い物など(福島市内毎時約10マイクロシーベルトを記録)
・2012年県の甲状腺検査で異常見つかる
・県立医大での精密検査で、医師から『深刻な状態だ』と告げられ、ガン判明
・2013 高校3年の夏休みに手術、甲状腺の右半分と転移していた周囲のリンパ組織を切除
・2014 県外の芸術系大学に進学 健康診断で「血液の異常」見つかる
・県立医大で検査『ガンが再発している』 大学退学
・2014.10月の再手術 甲状腺全摘出とリンパ組織を切除、肺への転移も判明
・生理不順にもなりホルモン剤を投与
・2015.4月 肺がん治療で「アイソトープ治療」
  =放射性ヨウ素の入ったカプセルを飲み、転移したガン細胞を破壊する療法
   放射性ヨウ素は甲状腺がんの原因物質
・4人兄弟の長女で、弟2人も「甲状腺にのう胞がある」との診断を受けている

以下転載------------------------------
2016.02.21 Sun l 福島甲状腺がん l コメント (0) トラックバック (0) l top
被ばく地フクシマからの声 2
福島の教訓が、活かされない現実。経済優先、人の命は後回し!
2016/02/17 日本外国特派員協会主催 桜井勝延・南相馬市長 記者会見(動画)
外国に向けては報道され、日本のマスコミは大切なことを報道しない!!
偏向報道の電波を切るという秘密情報保護国家・日本



市長会見・文字起こし
結論的に申し上げれば、震災が共有されていないと思う。

南相馬市で、津波で636人犠牲になり、111人が見つかっていない。
加えて原発事故によって、
485人もの方が避難によって亡くなられた
と認定されている。

今現実に南相馬市で怒っていることを
本当に、南海トラフや原発再稼働地域の組長さんたちが知っていたならば
市民に対する責任として、命の重さを考える筈
なのですが

残念ながらエコノミー・エコノミー・エコノミーと叫ぶ首相に象徴されるように
命が先なのか、暮らしが先なのか、ということを
勘違いしているような人たちが
政治の中にいるんじゃないかと思います。

われわれ現場で政治を預かるものにとって
一番大切なものは市民の命なのですよ。
命があってこそ暮らしが成り立つわけですから
命を危うくする政策は推し進めるべきではない

というのが私の考え方で

こういう現場での教訓が
残念ながら生かされていない現実が
再稼働に結びついているんだと思います。


被ばく地フクシマからの声2 命を犠牲にして経済優先に警鐘 南相馬市長会見

被ばく地フクシマからの声1 福島でつらいこと
被ばく地福島からの声 福島甲状腺がんの今 2016.2.1 
2016.02.20 Sat l 被ばく地フクシマからの声 l コメント (0) トラックバック (0) l top
被ばく地フクシマからの声に耳を傾けよう 1
「フクシマ」=福島県に限らず「東京電力福島第一原子力発電所事故の影響を受けた地域」
福島でつらいこと から 

福島でつらいこと  2014年12月3日

福島は日本か

あの日の
自問自答から

感じたこと
真実の
駄文の羅列を
書いていました

怒りの炎は
あれから
静かに絶えず

子供を守れ
自分も守れ

理解しようと
してくださる方に
感謝と敬意を

福島は日本か



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被ばく地フクシマからの声2 命を犠牲にして経済優先に警鐘 南相馬市長会見

被ばく地フクシマからの声1 福島でつらいこと
被ばく地福島からの声 福島甲状腺がんの今 2016.2.1 
2016.02.19 Fri l 被ばく地フクシマからの声 l コメント (0) トラックバック (0) l top
2016.2.15 第22回福島県「県民健康調査」検討委員会が開かれた。
甲状腺がん及び疑いの子供は、3か月前の152人から12人増えて合計164人にまた先行調査で手術を終えて甲状腺がんと確定した子どもは2人増え、これを加えると計166人となった。
毎回、着実に増えていく。
以下に、の福島甲状腺がん多発の状況、特徴、チェルノブイリとの比較をまとめ、
甲状腺がんの多発は、被曝による過剰発生!!
であることが明らかになった。


①2年間で癌化し成長する進行性の甲状腺がん
②福島県小児甲状腺がんの多発状況
 避難地域でない郡山市で(26→35→40人)と急増
③がん確定者の数をわざと抑えている疑い
④甲状腺がんの年齢分布はチェルノブイリに似てきている
⑤チェルノブイリ甲状腺超音波スクリーニングの結果と比較
  チェルノブイリを越える勢いの甲状腺がん
⑥甲状腺がんの多発は過剰診断の結果ではない
  手術の9割以上でリンパ節・肺への転移、甲状腺外浸潤
⑦甲状腺がんの多発は『被曝による過剰発生』
⑧福島以外、関東まで小児甲状腺がん多発

県の検討委員会は15日、甲状腺がんと確定した子どもが100人を超え、
「数十倍多い甲状腺がんが発見されている」との中間まとめを了承した。
放射線の影響については「考えにくい」と評価しながらも、
「現段階で完全に否定できない」としている。
国=IAEA=福島県は否定し続けることは初めから決まっている。
でも福島原発事故の福島で、数十倍の甲状腺がんなのに
放射線の影響に決まっているのに、余りに否定しにくいので
「完全に否定できない」と責任逃れしている。
日本が言論の自由のないファシズム国家にならない限り
彼らの真っ赤なウソはばれて、歴史の審判を受けるだろう。

①~⑧詳しくは続きを読むへ

最新結果についての記事
福島の癌→子供の甲状腺がん増加地図をチェルノブイリと比較する
甲状腺がん悪性・悪性疑い166人〜福島県調査
甲状腺ガン疑い167人に福島
福島の子供の甲状腺がん、更に増加し167人に→ やはり被曝のせいなのかと懸念の声が殺到
甲状腺がん 福島の子「数十倍」発見…放射線の影響否定的 毎日新聞2016年2月15日
 全国の甲状腺がんの罹患(りかん)率(がんと診断される人の割合)に基づいた推計を大幅に上回ることから、「数十倍多い甲状腺がんが発見されている」との中間まとめの最終案を大筋で了承した。放射線の影響については「考えにくい」と評価しながらも、「現段階で完全に否定できない」としている。 
福島県小児甲状腺がん 悪性疑い含め167名 (うち1人良性結節)
甲状腺検査新たに14人ががんの疑い
時論公論 「原発事故とがん ~福島 県民健康調査~」NHK 2016年02月17日
 さすが国営放送NHKはひどい。反論するに足りない報道です。
「子供の甲状腺の検査はするな!」露骨さ増す国策の陰で
福島県の子どもたちの甲状腺がん 「悪性または疑い」137人に
 多いリンパ節転移や甲状腺外浸潤…破綻した「過剰診断」説
2016.02.15 Mon l 福島甲状腺がん l コメント (0) トラックバック (0) l top
原子力規制委員会とは、実は、原子力推進委員会だった!!
「年間20mSvで生涯1000mSvという国際的基準がある」田中俊一原子力規制委員長記者会見(平成27年10月28日)
被ばく線量目標、国が設定せず〜原子力規制委員長 10/28/2015
2016.02.15 Mon l 原発事故原因・避難権利訴訟 l コメント (0) トラックバック (0) l top
■原発事故の影響、否定できぬ 津田敏秀さん 岡山大大学院教授(環境疫学)
科学の役割は、データに基づいて未来を予測し、
住民に必要な施策を、手遅れにならないように提案していくことにある。


福島県甲状腺検査データから分かったこと
①がんと診断された人の割合は、県央部の「中通り」で約50倍、県全体でも約30倍の「多発」
②同病院で手術を受け、がんと確定した96人のうち4割はがんが甲状腺の外に広がり、
  7割以上がリンパ節に転移していた。したがって過剰新診断とは言えない。

③多発と原発事故との関連を否定するデータはない。
④被曝(ひばく)量と病気の相関関係、つまり「量―反応関係」がある。
⑤チェルノブイリ事故の翌年から数年間は10代で増えているなど、福島と驚くほど似ている。
⑥福島や北関東の人口密度はチェルノブイリ周辺の何倍もあり、多発の説明もつく。

津田敏秀さんの提案は

1.予想される甲状腺がんの大発生に備えた医療体制の充実が必要

2.妊婦や乳幼児には保養や移住も有意義

3.放射線量が高い「避難指示区域」への帰還を進める政策は延期すべき

4.症例把握を北関東にも成人にも広げる必要がある。



福島の子どもの甲状腺異常・がん多発については、主要メディアにほとんど取り上げられていない。朝日新聞が真正面からとりあげたのは遅ればせながらタイムリー。
福島の子ども、甲状腺がん「多発」どう考える 津田敏秀さんに聞く
2015年11月19日朝日新聞朝刊 よりまとめる。 

2016.02.11 Thu l 福島甲状腺がん l コメント (0) トラックバック (0) l top
福島県の健康調査で、甲状腺がん・疑いと判明した子ども、152人、手術完了者114人
その子どもたち・家族はどうしているのかまったく報道がない。
私はたまたま参加したセミナーで、宮城県から神奈川県に至る範囲で福島原発事故で「被ばく」した「放射能禍に不安を覚える親御さんたち」と定期的に面談をしておられる牧師さんから教えていただいた話。

その時、私は初めて、
「お子さんの甲状腺がんを切除した」
というお母さんにお会いしました。

お伺いしたところによると、

「全く大丈夫」という説明をずっとされているうちに、
ある日突然、「すぐ手術します」と宣告され、
そして術後の説明の際には、こんこんと、
「もう絶対に大丈夫であること、心配いらないこと」
そして
「この手術のことを口外したら、きっと、結婚や就職に差し障ること」
を、
ひたすら聞かされたそうです。
それはまるで「恫喝」であったと、


言っていました。

個人情報が守られている裏の恐ろしい実態をきき
生々しい差別・恫喝
その事実を絶対に漏らさせないように強要し、抹殺する
福島県の、国家の、安倍政権の意思を感じた。

以下の
甲状腺がんの多発は、被曝による過剰発生
を最新情報に更新しました。
福島甲状腺がん2016.2.15 被曝による過剰発生
を見てください。
2016.02.01 Mon l 福島甲状腺がん l コメント (4) トラックバック (0) l top