米民主党候補指名をクリントンと争ったサンダース氏が、クリントン氏への支持を正式表明した。
サンダース氏「両陣営が歩み寄り、民主党の歴史で最も進歩的な党綱領を生み出した」
 最低賃金の引き上げなどでサンダース氏の主張を取り入れている。
クリントン氏「サンダース氏は特に若者に活力を与えてと称賛」

グローバル経済 大多数に役立たぬ、今こそ変革 バーニー・サンダース
2016年7月14日朝日新聞
から、サンダース氏の主張を見ておく。
サンダース

 実に驚いた。英国の労働者たちが、自分たちや子どもたちを失望させているとして、欧州連合(EU)とグローバル経済に背を向けた。こうした労働者たちの多くは、英国内の大金持ちが裕福になるなか、自分たちの生活水準が下がるのを目の当たりにしてきた。

 苦しんでいるのは、英国人だけではない。世界の経済エリートが築き、維持してきたグローバル化の進む経済は、世界中で人々を失望させている。信じられないことに、この地球上で
最も裕福な62人が、世界の人口の半分の下層の人たちである約36億人の合計と同じくらいの富を所有している。
上位1%の所有する富は、ほかの99%の人たちの合計よりも多い。


 大金持ちは想像を絶するぜいたくを味わっているが、何十億にものぼる人々は、悲惨な貧困や失業、そして不十分な医療、教育、住宅、飲み水に耐えている。

 私たち米国人は、世界中の人々をもっと緊密に結びつけ、極端なナショナリズムを抑え、戦争が起きる可能性を減らす国際協力を、力強く支援する大統領を求めている。そして、民主的な権利を尊重するとともに、ウォール街や製薬会社といった強力な利益団体だけでなく、労働者の利益も保護する経済を求めて闘う大統領だ。

 この極めて重要な瞬間に、民主党と新しい民主党の大統領は、苦労にあえいでいる人や取り残されてきた人々を支持すると、明確に打ち出すべきだ。ほんのひと握りの億万長者だけでなく、
すべての人々の役に立つような国家経済と世界経済をつくり出さなければならない。

2016.07.16 Sat l 政治 l コメント (0) トラックバック (0) l top