約2万年前の日本
入口紀男氏からFBで教えていただいた事
を記事で残しておく。

 現在日本には広島原爆約「100万発」分の放射性核燃料廃棄物があります。海洋投棄は「ロンドン条約」に違反。氷床投棄は「南極条約」に違反。宇宙投棄も技術的に困難です。
 政府は、ガラス状に固化して領土領海の地下に10万年以上埋める方針です。
 プルトニウム239は半減期2万4千年なので100万年間消滅しません。100万年前に伊豆半島はフィリピン海プレートに乗って日本に向かっていました。
 わずか「2万年前」に九州は本州・四国と地続き。瀬戸内海はありませんでした。北海道は樺太・大陸と陸続きでした。
 日本学術会議は「放射性廃棄物を地層に埋設する政策はいったん白紙に戻せ」と答申しています(2012年9月11日)。
 2万年前の日本列島
図はWikipedia「日本列島の旧石器時代」より転載。

(参考)↓ 広島原爆約100万発分。核廃棄物を増やしてならないことなど。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1874739639233484&set=a.466830063357789.109887.100000923990791&type=3&theater

安定した「地層」は確認できない 日本学術会議
 日本のこれまでの放射性核燃料廃棄物処分に関する政策は、2000年に制定された「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」に基づき「原子力発電環境整備機構」(NUMO)によって最終処分は地下300メートル以上の深さの地層に埋設するとして進められてきました。
 しかし、日本は火山活動が活発な地域であり、活断層の存在など地層の安定性には不安要素があります。何万年にもわたって安定した地層を確認するには、現在の科学的知識と技術的能力では限界があります(日本学術会議)。
 前記の地層に埋めるという政策をいったん白紙に戻して見直さなければなりません(日本学術会議)。
 また、原子力発電をめぐる大局的政策についての合意形成に十分取り組まないまま高レベル放射性廃棄物の最終処分地の選定という個別的課題について合意を求めるのは、手続き的に逆転しており適切でありません。さらに、交付金などの金銭的便益提供を中心的な政策手段とすることも適切でありません。
     (日本学術会議2012年9月11日答申より)
2017.08.29 Tue l 使用済み核燃料・廃炉 l コメント (0) トラックバック (0) l top
入口紀男氏にFBを通じて教えていただいたことを転載させていただく。
この資料から今後考えを進めたい。
福島第一原発では、2011年3月11日の事故(電源喪失)までに共用プールという建屋に使用済み燃6,377体を水中に沈めて10万年間冷却中でした。 
 それとは別に1号機建屋の3階プールに使用済み燃料392体、2号機建屋の3階プールに使用済み燃料615体、3号機建屋の3階プールに使用済み燃料566体、4号機建屋の3階プールには使用済み燃料1331体と未使用燃料204体が水中にそれぞれ沈められていました。
 また、1号機は400体が使用中、2号機は548体が使用中、3号機も548体が使用中でしたが、電源喪失によって炉心貫通(メルトスルー)し、1号機の使用中燃料は77トンのデブリに、2号機の使用中燃料は102トンのデブリに、3号機の使用中燃料も102トンのデブリになりました。
 以上のうち4号機建屋の3階プールの1,535体は2014年12月22日までに共用プールと6号機建屋の3階プールに移送されました。
 さて、広島原爆はウラン235の0.8キログラムが広島上空で爆発して広島の街を壊滅させました。
 未使用核燃料はウラン235の濃度が4パーセントです(3~5パーセント)。なので、1トンの未使用核燃料には40キログラムのウラン235が含まれていますから、これが使用済みになると、広島原爆の50倍の放射性物質になりますね。
 原子炉では、使用済みになった核燃料は順に未使用核燃料と入れ替えて運転しますので、311の事故で溶け落ちたデブリは半分が未使用核燃のまま溶け落ちたものであるとすると、デブリは1トンあたり広島原爆の25倍の放射性物質にすでになっており、これから再臨界事故が起きると核分裂反応で広島原爆の25倍の放射性物質を新たに生み出す能力があります。
 環境に放出されたのは1号機から広島原爆7発分、2号機から広島原爆153発分、3号機から広島原爆8発分の合計168発分でした(日本政府が2011年8月26日にIAEAに報告した値)。イギリスの科学雑誌「ネイチャー」には広島原爆の384発分であったと記載されています。
福島123号機核燃料

 以上で、核燃料1体とはウラン235で何キログラムになるか、福島の敷地内に広島原爆の何発分の放射性物質が存在しているか、環境に出たのはその何パーセントであったかなどが計算できるでしょう。
 日本には広島原爆100万発分の放射性物質をもつ使用済み核燃料があります。そのうち30万発分は六ヶ所村にあります。商用原発を含めて、すべて、ちょっとした工作活動(テロ)や空爆、ミサイルによる攻撃に対して全くの無防備です。
2017.08.05 Sat l 使用済み核燃料・廃炉 l コメント (0) トラックバック (0) l top