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External Radiation Dose, Obesity, and Risk of Childhood Thyroid Cancer after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accident: The Fukushima Health Management Survey
↑クリックすると原論文出てきます。
Epidemiologyに発表された「外部被ばく放射線量、肥満と小児甲状腺癌のリスク
福島第一原子力発電所事故:福島県民健康調査」 の結論
★甲状腺がん発病率は個人・地域被ばく線量と相関がない
★肥満は通常と比べて2.6倍のリスクがある

には重大な誤りがあると考えられる。

大平ら福島県立医大グループ(FMU)は、福島健康調査2巡目スクリーニング(2014-2015)における小児甲状腺がんと外部線量との関連を研究した。[1] 彼らの結論は
① 個人外部被ばく線量は甲状腺癌の発病率と関連しなかった
② 地域外部被ばく線量は甲状腺癌のリスクの増加と関連しなかった 
③ 肥満(obesity)と甲状腺癌の発生率との間には正の相関があった
ここでは、3つの結論を検討する。科学論文において、通常は、他の研究者が解析結果を再現できるための情報を提供することが著者に求められるが、福島県民健康調査(FHMS)のデータはその組織内に限られると宣言されており、読者は論文の解析結果を検証再現することができない。
しかしながら、提示された解析結果と結論の間に矛盾があり、3つの結論とも重大な瑕疵があると考えられる。

関連リンク
コメントat福島原発事故による甲状腺被ばくの真相を明らかにする
2019.11.25 Mon l 福島甲状腺がん l コメント (0) トラックバック (0) l top
緒方貞子さん死去 元国連難民高等弁務官
2019年10月30日 朝日新聞より
国連難民高等弁務官や国際協力機構(JICA)理事長として活躍し、世界各地の難民の支援に力を尽くした緒方貞子さんが亡くなられた。92歳だった。
 国家中心の安全保障に代わり、
紛争や貧困など、あらゆる脅威から人々の生存や尊厳を守る
「人間の安全保障」の概念

を提唱。12年の国連総会では「人間の安全保障」を重視する決議が全会一致で採択された。

日本でも、世界的にも、戦争の惨禍を忘れた”愛国心” ”自国中心主義” ”ナショナリズム”
が流行ってきて勢いを増す。
人間の安全保障の概念が世界を動かすことが、ますます重要になってきているように思われる。
世界平和に尽くされた緒方貞子氏に深謝。

イラクでクルド人支援に取り組み、トルコとの国境周辺にとどまる大勢の国内避難民の支援を決断。国外に逃れた難民を直接の支援対象としていた従来のUNHCRの枠組みを変えるきっかけとなった。民族対立による内戦が続いたボスニア・ヘルツェゴビナや、民族虐殺が起きたルワンダで、人命を救うための支援に力を尽くした。

 国家中心の安全保障に代わり、紛争や貧困など、あらゆる脅威から人々の生存や尊厳を守る「人間の安全保障」の概念を提唱。12年の国連総会では「人間の安全保障」を重視する決議が全会一致で採択された。

 01年からはアフガニスタン支援政府特別代表。03年から12年まで理事長を務めたJICAでは、海外事務所を増やすほか、アフリカ諸国への援助を増やすなどの改革を進めた。ユネスコ・ウフエボワニ平和賞、朝日賞特別賞を受賞したほか、文化勲章を授与されている。
2019.11.01 Fri l その他 l コメント (0) トラックバック (0) l top