菅首相が東電社長に怒鳴ったわけ

3.11から2ヶ月が過ぎた。
震災翌朝3.12には1号機の炉心は完全溶融していたとのデータ解析結果が出されている。
2・3号機も炉心溶融。
原子炉圧力容器、外側の格納容器も穴が開き、高濃度の汚染水を出し続けているらしい。
菅首相の原発事故の初期対応について
 1.事故初期において事故の及びうる規模と悲惨を理解していたこと
 2.原子炉爆発を避けるためのベント指示を東電に早い時期に出したこと
 3.原子炉への海水注入の指示を出したこと
 4.東電の放射能危険による社員撤退にストップをかけたこと
の4点から、日本国土がより深刻な被害から守られたと考えた。

4.について日経4.30で詳しい記事があったので、メモしておく。

3/14深夜、東電社長より海江田経産相へ
「放射線量が多く、これ以上現場で作業できない。第1原発から第2原発へ退避したい」
爆発寸前の第1原発を見捨てて10kmはなれた第2原発に大半が避難したらどうなるか。
政府と自衛隊に丸投げされても対処不能だ。
報告された菅首相は「そんなことはありえないだろう」と怒鳴った。
 
炉心溶融かという極限状況で、誰よりも危険を認識していた東電が第1原発から全面撤退を決断しても一概に批判できない。・・・と日経には書いてあったが、この考えは大いに疑問

  原発を運転している東電は、放射能から国土、国民を守るのは当然の義務
  原発の構造、機能、制御方法がわかるのは東電しかない!! (私見)

「第1原発には6つの原子炉と7つの使用済み核燃料プールがある。
チェルノブイリ原発をはるかに超える規模なのに最悪の事態について聞いても誰も答えられない」と首相は東電社長を呼び出し、原子力災害対策特別措置法により、東電と政府との統合本部を作ることを了承させた。     

 ・・第1原発の放射性物質は、広島原爆4000発分
   総量の1%が放出されて、チェルノブイリの放出放射性物質(原爆400発分)
   の10分の1となりレベル7となった。  
   =すでに原爆40発分の放射性物質が放出された!!


このとき首相が東電を撤退をストップしなければ、広島原爆4000発のかなりの部分が広範囲に放出されることになったかもしれない!!
2011.05.14 Sat l 原発事故 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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