2011.4.12 福島原発事故はチェルノブイリ並みの最悪「レベル7」とされた。

福島県議会議員の調査団が7月、旧ソ連・チェルノブイリ原子力発電所の周辺国を視察した。現地の放射性物質対策を福島県の復興に生かすのが狙い。 
福島とチェルノブイリ1 福島県議が見たチェルノブイリ を読み、事故後の福島をチェルノブイリと比較してみる。

日本経済新聞 2012年8月27日朝刊掲載の比較表より
比較したいのは
 比較項目       チェルノブイリ原発     福島原発
⑤居住制限の放射線量  年間5ミリシーベルト超   年間20ミリシーベルト超
日本は居住制限の目安となる被曝線量が年間20ミリシーベルトと、チェルノブイリ原発周辺国の同5ミリシーベルトの4倍。福島県民はより多くの被曝を受け続ける恐れがある。

⑥避難者支援      移住先を確保して仕事を提供 帰還までの「仮の町」を建設
⑦帰還         計画なし          除染を終えれば帰還
⑧除染については、
 チェルノブイリでは”原発周辺はほぼ断念”に対し
 福島では”年間20~50ミリシーベルトの地域は2014.3月までに20ミリシーベルト以下に、20ミリシーベルト以下の地域は2014.3月までに除染終了”

住民が帰還できることはいいこと、でも除染できるのか?本当に帰還できるのか?
住民は除染ができるのかに大きい疑問を持ち始めている。
20ミリシーベルト(チェルノブイリの4倍)になったとして、安全なのか?

除染できない->帰還できない可能性が大きい地区の人たちに「仮の町」で仮の生活を強いる日本と、汚染地域を立入禁止にして移住先を確保し、仕事を提供して新しい生活を支援していく旧ソ連、現ベラルーシなど3国とどちらが人間を大切にしていますか? 


そして重要な相違点
⑨チェルノブイリ 立入禁止地域に最終処分場が設置され、人々から隔離されている。

⑨日本 福島県内の除染で発生した汚染土壌などは各地の仮置き場で3年程度保管した後、15年1月から中間貯蔵施設(福島に12箇所)に搬入する、30年後に県外最終処分場に搬出
すべて除染して帰還可能というありえない想定をする日本では、結果として汚染土壌の置き場がなく汚染された地域の片隅に山積みされ、結果として除染は進まない。

それでも帰還可能と10年、20年待たせて、若い人たちが勝手に移住し、お年寄りはあきらめるのを待つの?自由の国日本は、そのうち原発事故を忘れていくのではないだろうか?

住めないことを直ちにはっきり宣言し、住む町を作って移住を進め、危険な汚染地域を人々から隔離した共産主義国ソ連とベラルーシ、ウクライナ、ロシア三国の経験を生かさない日本は、被災者を放置して被爆者を増やす国、国民の命と生活を軽視する国!!
 比較項目        チェルノブイリ原発      福島第一原発
①原子炉出力       1基100万KW       4基281万KW
②放射性物質の放出量   520万テラベクレル      90万テラベクレル
③原発周辺の主な地形   平野             森林
④強制避難者数      34万人           8万6千人
①~④はチェルノブイリ事故と福島原発事故の規模を比較したものである。


2012.09.10 Mon l 福島放射能健康影響 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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