政府は14日、「2030年代に原発稼働をゼロとする」という目標を明記した「革新的エネルギー・環境戦略」を正式決定した。昨年の東京電力福島第1原発事故以降の世論を踏まえ、従来の原発推進路線から「脱原発」に大きく舵を切る。だが、経済界などの反発は強い上、使用済み核燃料の再処理事業を当面継続するなど矛盾も抱え、実現の道のりは険しい。
産経ニュースより2012.9.14 より

これは画期的なことで民主党政権であればこそできたことと思う。

ここでは原発を果たしていつまで稼動し続けられるのか、使用済み核燃料の保管容量から見る。

2012年8月25日朝日新聞掲載の表から 
使用済み核燃料プールはあと何年で満杯に

たとえばトップ発電量(821万KW)の東電柏崎原発7基については、3.5年で満杯になる。

国内では、保管容量は2万630トンのうち約1万4000トンの使用済み核燃料が既にたまっており、他に英仏に依頼した再処理で発生した「高レベル放射性廃棄物」が1800本(×500g)あり、各原発プールや六ヶ所村に保管されている。

電事連によると、全原発の使用済み核燃料プールの保管容量は2万630トン。このうち7割近くが埋まり、残りは6400トン分しかない。全原発が通常通り運転した場合、発生する使用済み燃料は年間千トン。6年ほどで満杯になる計算だ。1999年から各原発の使用済み核燃料を受け入れている青森県六ヶ所村の再処理施設も2860トンに達し、限界(3千トン)が迫る。」(東京新聞2012.3.9)

経団連会長様、0%、15%、25%の選択肢から、原発継続を選んだとしても、2030年より遥か以前に仮の保管場所がなくなりますよ。「原発0は困ります」と首相に電話されたそうですが、あふれ出る使用済み核燃料をどこに持っていくのでしょう?

自民党様、次は政権と首相だと、尖閣・竹島で国を守るとかおっしゃっていますが、福島原発事故で住めなくなり失われた国土、16万人の避難民(戦争の難民と同じ境遇)の方たちにのふるさと、住まい、地域社会をどう回復していくおつもりですか。美しい国とかおっしゃっていますが、このまま原発を継続していけば、狭い地震国日本は廃棄物汚染列島になってしまいますよ。

参考 図録原子力発電所の発電総出力と使用済み核燃料貯蔵量
2012.09.15 Sat l 使用済み核燃料・廃炉 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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