安倍首相の施政方針演説

国の未来をになう子供たちの間に陰湿ないじめが相次ぎ、国の歴史や伝統への誇りを失い、世界に伍していくべき学力の低下が危惧される教育の危機、努力すれば必ず報われ、未来に夢と希望を抱くことができるまっとうな社会を築いていこう。

実際の教育政策は進行中、新聞報道によると
1.”強い日本を取り戻すための教育再生”実行会議 初会合 2013.1.24 
 メンバーは保守系論客が多く、教育学の専門家がいない!!
 義務教育の現状を知らない素人がほとんど
2.文科省、公立小中全学年35人学級断念 2013.1.26の新聞の見出し

民主政権で小低学年「35人」を実現したが、自民党に変わり、
5年間で全学年に広げる計画が白紙に!!

少人数学級で児童を把握し、日々の生活の中でいじめをなくし意欲を引き出す教育が重要なのに

全学年35人学級、断念 文科省、自民意向受け白紙に 2013.1.26朝日新聞
OECD加盟31ヵ国の国公立学校における平均学級規模調査、 日本の1クラスの人数は
中学校 33人(平均23.4人)  世界で30位(下から2位)
小学校 28人(平均21.4人)  世界で28位(下から4位)
世界の国公立学校における平均学級規模の調査

OECD諸国との教育支出の比較から見ても、日本のGDP比の公教育支出がOECD諸国の中で
最下位レベルである
世界のGDP比の公教育支出
OECD諸国との教育支出の比較から見る日本の教育課題 より

では安倍首相および巷で言われる「世界に伍していくべき学力の低下が危惧される」のか
学力の国際比較(OECDのPISA調査) から見ると56国中、2000,2003,2006,2009年の順位は
読解力      8→14→15→8 位
数学的リテラシー 1→ 6→10→8
科学的リテラシー 2→ 2→ 6→5
OECD諸国最下位に近い児童あたりの教員数と教育費で、最上位に近い成績を修めている
ごれを学力低下といえるであろうか? 
PISAの学力テスト結果から学力低下を言う大人は、正確に事実を理解しない学力不足の人

教育における問題
A.子供たちの間に陰湿ないじめが相次ぐこと
先生たちが多くの児童、生徒を持ち、個々の子供、学級集団の問題を把握できない、対応できていないことによる。せめて世界の平均、1学級25人程度まで減らすことが重要。
B.国の歴史や伝統への誇りを失い、と首相は嘆くが
国や伝統に誇りを持つためには、一人ひとりが学校において理解され大切にされるという実感を持つ必要がある。クラス・学校・社会から大切にされている実感が愛国心、それを超えた人類への視野に結びつく。愛国心を単に教科書で教え込むことは出来ない。
C.IPS細胞、イノベーションは経済再生の原動力となる
最も大切なのは未知の領域に果敢に挑戦していく精神、今こそ世界一を目指そう、と首相はいう。
学力重視、1つの学力テストですべての子どもの能力を数値化し、順位を公表して、子どもや教師を競わせることで、未知の領域に果敢に挑戦していく精神は養えない。個々の子どもを把握し、長所を伸ばしていくための教育環境の整備、クラスの少人数化が必須。

民主政権で小学校低学年「35人」を実現したが、自民党に変わり、5年間で全学年に広げる計画が白紙になるようでは、未来に挑戦する教育はおぼつかない。

"すべての人が・若者もおとしよりも、年齢や障害の有無にかかわらずすべての人が生きがいを感じ、何度でも挑戦できる社会、男女がともに仕事と子育てを容易に両立できる社会、地域の魅力があふれる社会”
と演説した首相、教育にお金を人を、せめて世界平均まで注いでください。
そういえば祖父母から孫への教育資金1500万円まで無税とか言ってましたが、私教育を充実するつもりなのでしょうか。

2013.02.08 Fri l 教育 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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