水俣病認定基準 見直さず 環境省が最高裁判決受け
産経新聞 4月19日
水俣病 環境省は認定基準見直さない方針
NHK NEWSWEB 2013.4.18

国、環境省は相変わらず

 水俣病の患者認定をめぐる最高裁判決を受け、環境省の南川秀樹事務次官は18日記者会見し、国が昭和52年に定めた患者認定基準「52年判断条件」について「判決で否定されておらず、変える必要はないと考えている」と述べ、見直さない方針を明らかにした。

その上で「基準の運用について新たな指針が必要かどうかこれから考える」とし、運用の改善方法を早急に検討する考えを示した。

 今月16日の最高裁判決は「手足の感覚障害のみの水俣病が存在しないという科学的な実証はない」と指摘、複数の症状の組み合わせが重視される現行審査より事実上、認定の幅を広げた。南川次官は熊本県の審査で総合的な検討により認定した例が少なくとも4件あったとし、「審査は適切に行われてきたと判断している」と述べ、過去の認定も見直さないとした。原告の一人、溝口秋生さん(81)が国へ謝罪を求めていることには「結論が出るまで時間がかかったことは行政の責任者として胸が詰まる思いでいっぱいだ」と話すにとどまった。

 環境省に基準の見直しを求めていた原告側は18日、「判決の意味を無視している」などと批判した。

以下NHK NEWS WEBより転載
国の認定基準に基づく行政の審査で、水俣病とは認められなかった熊本県の女性の遺族の裁判で、最高裁判所は16日、女性を水俣病と認定する判決を言い渡しました。
国の認定基準では、複数の症状の組み合わせがある場合に水俣病と認定し、それ以外については「総合的に検討する」としていますが、ほとんど認められておらず、今回の判決では、行政の審査をより弾力的に運用するよう求めるものとなっています。
これを受けて、環境省の南川秀樹事務次官は今後の対応を検討した結果、認定基準を見直さない方針を明らかにしました。
その理由として、判決は国の認定基準について一定の合理性があると評価していて、基準自体は否定されていないためだとしています。
一方、判決で、「『複数の症状』がなくても総合的に検討したうえで認定する余地がある」と指摘されたことを踏まえ、南川事務次官は、今後より一層適切な基準の運用に取り組むとともに、運用を変える必要があるかどうかも検討する考えを示しました。
しかし、これまで認定されなかった人たちの審査に問題がなかったかどうか確認する考えはないとしていて、行政の審査で認定されなかった人たちなどからは、今回の方針に反発が出ることが予想されます。

2013.04.21 Sun l 政治 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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