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福島原発事故で放出された放射性物質資料

除染という言葉がよく出てくる。
広辞苑にはこの言葉は出ていない。最近作られた言葉なんだろうか?

9.15の朝日新聞 
「除染福島全土の14%、1億立方㍍(ドームの80杯)、中間貯蔵施設費用80兆円」
とあった。

事故で放出された放射性物質の除染という表現からみると ”除染=汚染を取り除く”
でも放射性物質は取り除くことは出来ない。移動することが出来るだけ。

放射性物質を移動して"より安全な場所"と"より危険な高い放射能の場所”をつくることができるだけ。
"除染"によって別の場所の"汚染=汚染の集積"が同じだけ発生する。
であるのに除染という言葉を使い、それが可能であると思わせる言葉はどこで作られたのか。

集めた放射性物質を生活環境から取り除くことは出来ないのに。

「除染ノウハウ、環境省ない」 東大・児玉教授が指摘]asahi.comより
 福島県南相馬市で放射性物質を取り除く除染作業に取り組む児玉龍彦・東大教授が14日、超党派の勉強会で講演し、政府内で除染の事業を主導する環境省について「ノウハウが全くない」と指摘。「民間の専門家による第三者委員会を設け、除染の対象や基準を定めるべきだ」と主張した。

 野田政権は除染によって出る放射能汚染の土壌について、各地区ごとの仮置き場に集めてから中間貯蔵施設に移す方針を示している。だが、児玉教授は「中間貯蔵施設に移すことは住民感情からほとんど不可能。その場での処分しか考えられない」と語った。

住民の健康のために頑張っておられる方だけれど、その場での処分が出来ないのが放射性物質なのですが。

原子は不変(不生・不滅)が自然界の第1原理である。中学理科で学ぶ基本中の基本
化学反応は、どれも分子と分子の反応であり、反応の中で個々の原子が変化することはない。

例外は原子核が変化する原子核反応、例えば広島原爆や原子力発電に使われる 
ウラニウム235の核分裂反応では、ヨウ素131、セシウム137、プルトニウム・・・ができる
これらが原発事故で放出されて、放射能を出しながら壊れていく。
でも人間は、放射能が半分になる半減期をコントロールしたり、放射性物質を放射能を出さない物質に変えたりはできない。
2011.09.14 Wed l 放射能・除染 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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