STAP 未公表の新たな疑義 5月21日 NHKWEB
STAP細胞は存在するのか、しないのか?
STAP細胞の論文について、新たな問題がNHKの取材で明らかになった。
理化学研究所内の検証チームが複数の画像やグラフに疑義があるとする調査内容の文書をまとめたものの、研究所ではこうした調査について一切、公表していなかった。

今回報道の新たな疑惑は、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの検証チームがまとめていたもの
新①★STAP細胞の最も大きな特徴の1つとされる「胎盤」になる能力の証拠として、「ES細胞」と「STAP細胞」、それぞれから作り出したマウスを比較してSTAP細胞のマウスだけ胎盤が光っていることが強調されている、論文2Figure1のaとbが、実際にはどちらも同じ種類の細胞から作り出されたマウスのものだったことが分かったという。

これはSTAP細胞の存在についての決定的誤りではないだろうか。
この実験は若山氏によってなされている。関連リンク(1)で「若山氏はSTAP細胞を使いマウスを作製し撮影した。一つの胎児に対し向きを変えたりひっくり返したりして何枚も撮影。複数の胎児で計数百枚撮ったという。」2種の細胞から作り出したマウスの写真が若山氏によって撮影され、STAP細胞からのマウスの胎盤が光ったのであれば、若山氏は論文の誤りに当然気づくはずであるが、気づかないまま論文が出ていまだ訂正がない。

新②★STAP細胞の万能性を示すため「4倍体キメラマウス」というマウスの写真が2箇所使われているが、別の場所では異なる系統のマウスを使った別の実験結果の写真として使われてる。(論文1 Figure7dと論文2の Figure1a)
これもSTAP細胞の万能性の存否のかかわる重大な過誤であると思われる。

今まで出された疑義と新たな疑義への理研の対応を見る。
我々の一番の関心はSTAP細胞はあるのか、ないのか?
しかし理研の調査は、論文不正の調査で、STAPが存否には関係のない調査であった。極言すれば、小保方氏が公開実験でSTAP現象を証明できても、論文不正(改ざんと捏造)があって処分という結果であった。

理化学研究所は、NHKの取材に対し「所内からこの情報が寄せられているのは事実だが、正式な通報ではなくあくまで情報提供なので調査をする予定はない。また個別に公表すべきものではないと認識している。ネイチャーの論文は取り下げの勧告を行っているため、新たな疑義があっても調査は行う必要はないと考えている」

理研の調査結果と新たな疑点について、STAP細胞の存否にかかわる重要度に順位をつけた。
調査委員会の調査項目を①-⑥、新たな疑惑を新①、新②と記載
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理化学研究所は、NHKの取材に対し「所内からこの情報が寄せられているのは事実だが、正式な通報ではなくあくまで情報提供なので調査をする予定はない。また個別に公表すべきものではないと認識している。ネイチャーの論文は取り下げの勧告を行っているため、新たな疑義があっても調査は行う必要はないと考えている」

なぜ重要な疑問点について調査をしないのか。理研は論文に疑義が出た時点で、科学の進歩のために真相を究明するのではなく、STAPの存否と関わらず小保方氏のみを不正として処分し、事件の収束を図る方針を決めたのではないか。調査委員会が誰であっても結論は変わらないと河合理事が言っていた通り。

ネイチャーの画像処理による①を除いて
②は小保方氏画像改ざん、⑤は捏造という理研委員会の判定
③④⑥は若山氏の実験部分で、③核型解析に関する記載部分が他の論文からの盗用、④実験手順と異なる記述、⑥画像の削除忘れがあったが不正でないとの委員会の判定
しかし、STAP論文若山氏の責任重大 と STAP論文コピペは若山氏実験部分 で述べたように
若山氏は、自分の担当の核型解析の実験を行わず、スタッフがやり、、データは小保方氏に渡されたが、論文の実験方法を自らか書くことはなく、論文原稿をチェックしなかった。論文電子版が発行され、調査委員会に論文の実験方法が一部間違っていることを申し出ている。若山氏は論文の担当部分について、ほとんど他人任せであったのではないかと疑われる。

今回の新たな疑惑の主担当者は若山氏であり、STAP細胞の根幹にかかわる誤りが指摘されている。論文をネイチャーが取り下げることも予想されるが、その責任はSTAP論文におけるわ若山氏の重大な過誤による可能性も大いにある。
最初はSTAPを支持し、ついで論文撤回をよびかけ、「STAP」細胞分析を第三者に依頼すると動きがあわただしいが、若山氏の担当部分に大きな不信が感じられることを厳格に調査すべきである。

理化学研究所の改革委員会が、 理研に STAP論文の誤り を調査することを要望したがその通りである。

関連リンク
(1)STAP論文の画像は「単純ミス」 共著者の山梨大教授 2014年2月19日 朝日新聞
(2)STAP細胞の論文の問題について 山梨大学教授 若山照彦  2014年3月10日山梨大学HP
(3)「STAP細胞の分析、第三者に依頼する」若山教授「科学的真実知りたい」 2014年03月10日ITmedia ニュース  
(4)STAP細胞「確信持てず」 共著の教授、撤回呼び掛け 2014年3月11日朝日新聞
(5)若山教授「信じ続けること難しい」 STAP細胞問題 2014年3月11日朝日新聞
(6)別マウスの遺伝子検出 STAP細胞実験、新たな疑念 2014年3月25日朝日新聞
(7)STAP 未公表の新たな疑義 5月21日 NHKWEB
(8z) 改革委、理研に調査要望へ STAP論文の誤り 共同通信 2014年5月22日

NHK記事転載続き--------
調査委の認定は2つ
STAP細胞の論文は、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが科学雑誌「ネイチャー」に2本同時に発表しました。
しかし、その後、論文の画像にさまざまな疑問点が指摘されたことから、理化学研究所は調査委員会を立ち上げ研究不正について調査を行いました。
調査は今月8日に終了し、調査委員会はこのうちの1本の論文にねつ造と改ざんに当たる2つの不正行為があったと認定。研究所では現在、関係者の処分の検討を進めています。

ほかにも疑義が・・・
ところがNHKが取材したところ、調査委員会が認定した2つの不正以外にも論文の複数の画像やグラフに疑義があるとする調査内容の文書を、小保方リーダーが所属する神戸市の理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの検証チームがまとめていたことが分かりました。
調査の内容を具体的に見ていきます。
STAP細胞の最も大きな特徴の1つとされる「胎盤」になる能力の証拠として、論文の最初のページに使用された写真。(論文「Letter」Figure1のaとb)
従来からあった万能細胞の「ES細胞」と「STAP細胞」、それぞれから作り出したマウスを比較してSTAP細胞のマウスだけ胎盤が光っていることが強調されています。
しかし、2つの写真は実際にはどちらも同じ種類の細胞から作り出されたマウスのものだったことが分かったということです。
同じ細胞を使って作り出された2匹のマウスの写真で、胎盤が光って写っているほうを「STAP細胞」、光っていないほうを「ES細胞」として使用していたとみられます。

写真に記録された撮影日時のデータから、2つの写真が撮影された日には1種類の細胞の実験しか行われていなかったことが確認されています。

またほかにも、論文の中でSTAP細胞の万能性を示すため「4倍体キメラマウス」というマウスの写真が使われていますが、このマウスと全く同一のマウスを撮影した写真が、論文の別の場所では異なる系統のマウスを使った別の実験結果の写真として使われていました。(論文「Article」のExtended Data Figure7dと論文「Letter」のExtended Data Figure1a)
これらの写真は、一枚一枚撮影日時が自動的に記されるカメラを使って行われていました。
すべてパソコンの「Oboフォルダー」と名付けられたフォルダーに保存されていましたが、取り違えが起きないようさらに実験ごとに別々にサブフォルダーを作って、小保方リーダー自身が保存していたものだということです。

調査ではほかにも、実験データからコンピューターで自動的に作成されるはずのグラフが手作業で作られたように見える箇所が複数あることなどの疑義が指摘されていました。

調査自体を公表せず
この調査の内容は、理化学研究所の本部にすでに報告されていました。
しかし、理化学研究所はこれまで調査の内容だけでなく、こうした調査を行っていること自体公表していませんでした。

これについて理化学研究所は、NHKの取材に対し「所内からこの情報が寄せられているのは事実だが、正式な通報ではなくあくまで情報提供なので調査をする予定はない。また個別に公表すべきものではないと認識している。ネイチャーの論文は取り下げの勧告を行っているため、新たな疑義があっても調査は行う必要はないと考えている」としています。
現時点で、これらについて詳しく調査を行う予定はないということです。

小保方リーダー側の反応
一方、小保方リーダーの代理人を務める三木秀夫弁護士は、「こうした調査があることは全く知らず、寝耳に水だ。論文のどの部分に疑義があるかなどを把握していないので、内容については答えられない。小保方さんに対し何の説明もなく、聞き取りもしないまま行われたのならば、一方的な調査で極めて遺憾だ」と話しています。

専門家の評価は?
調査の内容について、日本分子生物学会の副理事長で九州大学の中山敬一教授は「重要な論文の中でここまでミスが重なるのは明らかに不自然で、何からの作為があったのではと疑わせる。STAP細胞が本当に存在するならばこうしたことが起こるはずはないので、そもそもSTAP細胞はなかったのではないかと強く疑わざるをえない」と話しています。
そのうえで、理化学研究所が調査の内容を一切公表していなかったことについては、「不正の再発を防ぐためには不正が起きた原因や背景を詳しく調べ、すべてを公表することが欠かせない。理化学研究所がこうした調査の内容を把握していながら公表せず正式な調査も行わないとすると、今後、再発防止策を検討するうえで大きな問題だ」と指摘しています。

今後はどうなる?
理化学研究所では現在、外部の有識者による改革委員会を設置して研究不正の防止に向けた対策の取りまとめを行っています。
論文の新たな疑義が明らかになったなかで、このまま詳しい調査を行わずに再発防止の対策を進めることができるのかについても改革委員会で改めて話し合われる可能性があり、各委員がどのような判断をするのか注目されます。
さらに最も大きな関心となっている「STAP細胞が本当に存在するのか?」という疑問に答えを出すため、研究所では現在、所内の研究者がSTAP細胞を再現する実験に取り組んでいます。
1年計画で行われる実験ですが、7月にもその中間結果が発表される予定となっています。
どういった結果が発表されるのか、STAP細胞を巡るさまざまな疑問に理化学研究所はどう答えていくのか、今後が注目されます。
転載終了--------
2014.05.25 Sun l STAP l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

No title
nature論文の画像は若山氏が担当したものがあります。若山氏自ら研究者仲間にそのことを報告しています。しかし若山氏はすべて小保方さんの責任にしています。細胞の解析を放医研にだしていますが、個人的な知り合いが無料で検査しています。独法の放医研でおかしくはないですか?放医研と理研は 仲良しです。共著者すべてに責任が有りますが、最初に会見した三人は特に重いです。
2014.06.29 Sun l 野の花. URL l 編集
No title
コメントありがとうございます。
ネイチャーの論文掲載取り消しになりましたが
いろいろ出てきて
なんだか希望がなくなりました。
いろいろな不備、故意の捏造もあったのかしら?
これらは、本当の共同研究であれば
防げたはず
著者たちも
理研の対応にも疑問を感じます。
2014.07.01 Tue l natureflow. URL l 編集

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