奈良市の小学校区の防災訓練に参加した。自治会の係りだったので・・・
時節柄、「放射線の健康への影響」というテーマの講演があった。どんな話?と思って聞いてみたら結論は

原発事故による放射能について、日本に投下された原爆被爆者の疫学調査からみて
何も心配することはない!! 
むしろそんなことを心配する精神的負担が健康に悪い影響のほうが心配!!
であった。

講演者は、伊藤哲夫氏
     京都大学博士・日本原子力学会理事・近畿大学原子力研究所長・教授

講演後の質問時間はとられず、司会者によって周到に会が終えられた。
疑問を持つ人たちは数人あまり講師に質問に行ったが、言い合うだけで質問に答える姿勢が見られなかった。

問題があると思った論点を配布資料から抜粋すると
1.原爆被爆者の疫学調査から
  100mSv以下では放射線量とがん死亡リスクとの関連は認められていない。したがって
  100mSv 以下は安全です。
 
2.被爆者の子どもへの遺伝的影響は認められていない。  だから安全です?

3.食品による内部被爆について
  規制値は年間 5mSv になっているので安全
  たとえば規制値の牛肉を1年間食べ続けても、 年間 0.6 mSv なので問題はない。

いま年間20mSvはとんでもなく、1mSvに抑えようとしているのに100mSv で大丈夫と
PRにこられる原子力村の住人は、安全神話の延長線を走り続けている様子。

最後のまとめは
やむなく被爆された方、汚染された地で生活を続けなければならない方など、被災者の心情を受け止め、日本全体は常識ある行動と言動を撮ること・・・
が重要とあった。

安全でないのに安全であるというのは犯罪である。この人たちはきっとがんが多く発生しても”自然放射能によるもので因果関係は認められない”と言うだろう。
被爆された方たち、若い世代、次の世代の健康を守ることこそが最重要なのに。
 

2011.10.08 Sat l 原発事故 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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