<<甲状腺がんの多発は
     スクリーニングによる過剰診断ではない>>


手術した9割以上でリンパ節転移、甲状腺外浸潤、さらに肺への転移があった
命にかかわる非常に深刻な状況である


福島県甲状腺検査(2015.8.31発表)で甲状腺がん、がん疑いが計137人と多発しており、どこまで増加していくのか、地域的広がりも懸念される。2015.11.30発表では152人に増えた。
〜県立医大が手術症例を公表
2015.8.31に県立医大が甲状腺がんの手術症例を公表した。スクリーニング効果による過剰診断ではないかとの指摘に対して、手術症例を説明したものである。
手術の適応症例について 福島県立医大附属病院 甲状腺部長 鈴木眞一
結果から過剰診断の批判は当たらない。

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☆全手術症例96例のうち、病後病理診断で
  甲状腺外浸潤(pEX1)  38例                38%
  リンパ節転移        72例               72%
  肺への遠隔転移      3例(2例かも)           3%
  リンパ節転移、甲状腺外浸潤、遠隔転移のないもの8例  8%

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山下俊一「小児甲状腺がんの約4割は発見された時点ですでに転移」
鈴木真一「5から10ミリでも転移している人もいる。リンパ節転移や肺転移などがほとんど」
甲状腺検査評価部会 

山下俊一教授は原発事故以前の2009年3月、日本臨床内科医会の特別講演で
大人と異なり、小児甲状腺がんの約4割は、
小さい段階でみつけてもすでに局所のリンパ節に転移がある

と指摘している。また
チェルノブイリ原発事故では、被害者たちの癌進行速度が異常に早い
ことも発表していた。

山下氏特別講演関連リンク
甲状腺がんに関する 2009年の山下俊一氏の発言
山下俊一の311前の講演内容
日本臨床内科医会会誌 第23巻第5号2009年3月目次 放射線の光と影
小児甲状腺がん関係リンク
福島甲状腺がんの今 2016.2.1
千葉県柏市甲状腺検査B・C判定以上17人でおよそ10%、福島の~10倍
リンパ節転移が多数・肺に転移も ②~福島県の甲状腺がん
福島小児甲状腺がん多発 本格調査は先行検査の3倍以上
関東地区でも福島~チェルノブイリ並みの甲状腺異常?
北茨城市に甲状腺がん3人 1000人に1人の割合
福島とチェルノブイリ小児甲状腺がん比較2 チェルノブイリを越える
関東子ども甲状腺検査 半数以上からしこりなど発見

2015.3.31までに外科手術した104例のうち、福島県立医大での手術実施は 97例
病理結果は 93 例が乳頭癌、3 例が低分化癌、1例は術後良性結節と判明
☆甲状腺すべてを摘出する全摘が6例 片葉切除90例
  全摘すればその後はホルモン剤の服用を続ける必要がある


2015.09.10 Thu l 福島甲状腺がん l コメント (0) トラックバック (1) l top

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