こどもの甲状腺がんは外部放射線量に比例して確実に増えている
第20回「県民健康調査」検討委員会 2015 年 8 月 31 日
から、外部被ばく線量推計(3/11~7/11) と2011-13年の先行検査での甲状腺がん・がん疑い発生率(112人中98人が手術でがん判明)を地域別にプロットすると明らかな比例関係が見られた。

図1.甲状腺がんの発生率(1万人当たり)と外部被ばく線量の関係
甲状腺がん線量関係
決定係数R² = 0.91 で強い相関を示している。 [R² (0~1 )が1 に近いほど相関関係が強い]
また統計学的有意性については、p=0.0007 で極めて有意である。[一般にp<0.05で有意]


放射線量に比例して甲状腺がんの発生率が増加しており
福島甲状腺がんが放射線によることを示している。


図2.1群~7群の地域地図 ダブルクリックすると大きくなります。
甲状腺がん解析地図
表1.1群~7群の地域分類 ダブルクリックすると大きくなります。
福島地域分類

表2.各群の外部被ばく線量と甲状腺がん発病率(がん・がん疑い/1万人)
福島被曝線量甲状腺がん率
甲状腺がん発生率が最大(6.5人/万人)の3群(二本松市他)の被ばく線量が最大
被ばく線量最小の会津地域6・7群はがん発見が1人のみで、発生率 ≒0人

甲状腺がん発生の地域差を詳細にみる。
図3.甲状腺がん・疑いの162人の市町村別で比較 2015.12.31
甲状腺がん解析地図2

会津地域⑥⑦のうち、がん発生のない12地域 と残り①~⑤ 46地域の
がん発生率と外部被ばく線量を比較し、平均値の差を検定する。
表3.がん発生率と外部被ばく線量の平均値の差のt検定
甲状腺がんt検定
p<0.05で有意差ありと判断されるが、がん発生率と被ばく線量ともp値は極小で
甲状腺がん発生の地域差は放射能被曝によることを明確に示している。

同様の解析がされている関連リンク
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チェルノブイリ28年 福島3年―低線量被ばくでの健康被害
2016.04.05 Tue l 福島甲状腺がん l コメント (0) トラックバック (0) l top

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