原発事故により多くの人たちが避難生活を余儀なくされている。環境省は1月26日、東京電力福島第一原子力発電所事故で立ち入りが制限されている福島県の警戒区域と計画的避難区域で実施する除染の工程表を発表した。

20ミリシーベルト以下の地域は12年中に除染を終了して、何ミリシーベルトまで下がるか?? 下がらなかったけれど、2年後には戻ってくださいということになるのだろうか?

見通しのない除染を最低2年間待って果たして戻れるのだろうか。
5年は要するという除染は、結果だめでしたということも大いにありうる。
50ミリシーベルトを超える高度に汚染された地域は、長期に人が住めない、住まないほうがよい地域ではないだろうか?

莫大な費用を注いで行われようとしている
除染対策を「あまり効果なし」「まったく効果なし」と考える原発事故避難者が8割を超える。
(朝日新聞調査2月16日)

この人たちに、国は、われわれ市民は、何ができるのだろうか。何もできない事実に向き合い考えていくしかない。


警戒区域と計画的避難区域は、国が直轄で除染する「除染特別地域」年間被曝(ひばく)線量に応じて3分類

〈1〉生活環境が復旧すれば帰還できるとみられる避難指示解除準備区域(20ミリ・シーベルト以下)
   の除染を最優先で進める。被曝線量の高い地域から除染予定
    年間被曝線量10~20ミリ・シーベルトの地域 12年3月頃~12年12月終了
    同5~10ミリ・シーベルトの地域 12年6月~13年3月まで
    同1~5ミリ・シーベルトの地域  12年夏 ~14年3月終了

〈2〉数年後に帰還できるとみられる居住制限区域(同20~50ミリ・シーベルト)
   2014年3月までに居住できる20ミリ・シーベルト以下への除染を目指す

〈3〉帰還まで5年以上かかるとみられる帰還困難区域(同50ミリ・シーベル超)

原発がある双葉・大熊両町は放射線量が50ミリシーベルトを超す地域が多く(3)、除染の方法を探るモデル事業のみで、本格的な除染は先送りされる。

参考記事  2012年2月11日朝日新聞  2012年1月27日読売新聞

警戒区域と計画的避難区域は以下のマップに見るとおり、原発から50キロメートルに及ぶ。
福島県 いわき市  田村市  南相馬市 
    川俣町 広野町 楢葉町 富岡町 大熊町 双葉町 浪江町 川内村 葛尾村 飯舘村
年間の推定積算線量、読売新聞
除染特別区域の工程表、読売新聞
避難区域の復旧の進め方、朝日新聞

2012.02.19 Sun l 放射能・除染 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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