チェルノブイリ周辺ベラルーシで5年半にわたって甲状腺癌治療に従事した外科医、現松本市長の菅谷昭氏の講演の動画を見た。

長野県松本市長 菅谷昭氏『チェルノブイリから学ぶこと』
 Save Childよりをぜひ見てください。

原発事故による放射能の被害はについて、知りたかったことがはっきりした。

 1.放射能、特に内部被爆による影響は、乳幼児、子どもに最も大きく現われる。
   妊産婦、乳幼児を守らなければならない。

 2.軽度放射能被爆が続くことによる子どもへの影響
   ・免疫機能の低下 風邪、呼吸器感染症が長引く(チェルノブイリ・エイズ)
   ・貧血、疲れやすいなどの症状・・・>授業時間短縮せねばならないケース

 3.周産期医療の医師や担当者から聞いた課題
   ここ10年 子宮内の胎児の発育が悪くなる結果
   ・早産児・未熟児・低体重児の増加

 4.ベラルーシでは出生前診断が厳しく行われている(超音波診断など)
   異常が見つかれば強制的に人口妊娠中絶しなけばならない
   異常児の出生を抑えるために、生まれる前に中絶している可能性に言及された。

 5.広島・長崎の原爆被害者の疫学調査で分かったこととして
   100ミリシーベルトで0.5%増える
   100ミリシーベルト以下で、癌による死亡と放射線量の関係は認められない
   がいわれているが、これは被爆者の癌による死亡についてのことであって、
   健康被害一般ではない。

放射能被爆による健康影響をを知ろうとすると、大きな被害があったチェルノブイリに学ぶことが必要。
いろいろな解説や考えががある中で、信頼できる本や考え方を見つけることがポイント
彼の本”新版チェルノブイリ診療記”を読み、原発事故の放射能による子どもや胎児への影響を心配していたが、現地で長く医療に携わった医師の言葉は重い。

”チェルノブイリ事故は25年にしてまだ進行中である
・データによる科学的裏づけがないから心配しないでも大丈夫
・科学的証明がないからこそ、十分慎重であるべき
いずれを採用するか、チェルノブイリ を繰り返してはならない。”  菅谷氏の意見
2012.02.25 Sat l 放射能・除染 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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