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サイエンスZERO「シリーズ原発事故(19)“被ばく量”解明への挑戦」 より
★低線量でも甲状腺がんの危険がある:50mSvで1.55倍
★高度に汚染された地域が存在すること 100mSv以上も

従って
★福島原発事故による被ばくで
   甲状腺がんが発生する可能性が十分にある

ことが明らかにされた。

これは福島県の見解を真っ向から否定する調査結果!!
 福島県基本調査では90%以上が2mSv未満の実効線量、これまでの疫学調査により100mSv以下での明らかな健康への影響は確認されていないことから、4ヶ月間の外部被ばく線量推計値ではあるが、「放射線による健康影響があるとは考えにくい」と評価される
と被ばくとの関連を否定してきた。

福島第一原発の事故で拡散したヨウ素によって子供たちは甲状腺にどれだけ被ばくしたのか?科学者たちは、事故当時、大気の微粒子を捕らえたフィルターの中に、放射性物質を見つけ、その分析から新たな推定値を導き出した。分析には宇宙化学の技術も使った。科学者たちのアプローチを詳しく紹介する。今後さらに詳細な甲状腺被ばく線量推定がなされることを期待する。

◆1. 小児甲状腺に関しては被ばく線量が100mSv以下でもリスクがある
福島県甲状腺検査評議部会 部会長 鈴木元氏
・50mSvでもリスクがあると考えていろいろな行動をとったほうがいいということを示している。
2017.7月発表の論文によると、甲状腺がんの相対リスクは
100ミリシーベルトで  2.1 倍
 50ミリシーベルトで  1.55倍

Thyroid-Dose

◆2. 避難地域では
  双葉町から
  ・避難しなかった場合→最小でも380ミリシーベルト の被ばく線量
  ・経路A 12日3時川俣町避難開始、19日10時埼玉県へ避難した場合
     →最大で33ミリシーベルトの被ばく線量
  ・経路B 12日16時川俣町避難開始、19日10時埼玉県へ避難した場合
     →最大で86ミリシーベルトの被ばく線量


hinancase

・避難中に多くのお年寄りが亡くなったことで避難させないほうが良かったのではという意見もあるが、避難していなければこれだけ高い被ばくの可能性があった
・避難したことが間違いではなく、どう避難するかについて十分準備ができていなかった



◆3. 避難地域で避難した場合と避難しなかった場合の被ばく線量
避難していなければ非常に高い被ばくの可能性があったことか分かる
避難区域避難非避難比較


◆4. 原発周辺、避難地域外では被ばく線量が相当大きい。
  100ミリシーベルトを超える場合もある。
原発周囲避難外


◆5. 中通り、会津地方では被ばく線量が比較的少ない

中通会津被ばく線量
natureflowコメント 中通りで飯館村に近い福島市、郡山市などの線量はもっと大きいのではないか。現在でも外部線量が比較的高い。

参考リンク
原発事故により放出された大気中微粒子等のばく露評価とリスク評価のための学際研究
Thyroid Cancer Following Childhood Low-Dose Radiation Exposure: A Pooled Analysis of Nine Cohorts
J Clin Endocrinol Metab. 2017 Jul 1;102(7):2575-2583
【サイエンスZERO「シリーズ原発事故(19)“被ばく量”解明への挑戦」】関連ツイートまとめ ♯東京電力福島第一原発事故
「福島事故後の内部被ばくの課題の解決に向けて -不溶性粒子と短半減期核種-」
2018.11.01 Thu l 福島甲状腺がん l コメント (0) トラックバック (0) l top

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