国会事故調のうそ 4
国会事故調の清水東電前社長の聴取についての朝日新聞の報道 2012.6.9朝刊より
東京電力が3・11 14~15日にかけて、暴れる原発を前に、
制御をあきらめて放棄しようとしていた
ことが8日の国会事故調で浮き彫りになった。

公表された福島第一原発と東電本店の間で交わされたテレビ会議のやり取りから
14日午後8時前後
「全員の退避というのは何時ごろになるか」
「みんな福島第2原発のビジターホールへ避難するのですよね」
清水東電社長(当時)が
「まだ最終避難を決定しているわけではない」
「しかるべきところと確認作業を進めている」
と述べていた。


しかるべきところとは、多分官邸、海江田経産相、枝野官房長官に何度も電話をかけていたのがこのことか?
清水氏が「どうも記憶がよみがえってこない」と忘れた振りをしているが・・・

昨年3月14日清水氏は最悪のシナリオ作りを指示し、最悪の場合現場に10人程度残すと検討していたとの新事実を明らかにした。

福島第一6基の原発をとても制御できない人数だ。15日海江田氏から東電撤退をきいた菅首相は統合本部を立ち上げて東電に乗り込んだ。事故対応の主導権を握り、放水活動に自衛隊、警察、消防を投入した。菅氏の実行したこのやり方が適切だったかを検証するのが事故調の本来の仕事だ。

ところが事故調は「全員か一部か」「撤退か退避か」という言葉の問題に拘泥し。東電と官邸のコミュニケーション不足に論点をずらせた。

これは全員撤退問題ではない、原発放棄事件だ。東電に今後も原発稼動に責任を持つ資格があるのか問わなくてはならない問題だ。(木村英昭)
2012.06.10 Sun l 原発事故 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

No title
実家からです。
野田総理の会見に怒っています。
昨日、福井駅前や県庁前に原発反対の人たちがいましたが、その数が少ないのが、意外でした。
大飯原発の当事県でさえ、こんな状態です。
国民の心からあの事故は過去のことになってしまっているのでしょうか。
野田総理は命をかけてとか責任を持ってとか言っていますが、あの人の命と国の存亡と取引なんか出来ません。
仰るように、どんどんおかしな方向に進んでいますね。
今日、帰京します。

2012.06.11 Mon l domani. URL l 編集
No title
domaniさま、コメントありがとうございます。
一人で怒っていると孤独で
健康によくありませんので
二人で怒ることができたらHappyです。

私は実は原発即時全廃論者ではなかったのです。ノーモア福島で、事故を起こさないように徹底的に検証し、安全性を高めて、一部運転しながら脱原発をめざすという人とも協調したらよいと・・・
そのためには事故原因の究明と安全性の向上が急務。でも事故の経過は新聞などで読めばある程度分かっているのに、国会は日本を救うべくがんばった菅さんに責任をおしつけ、事故原因そのものの東電の責任を追及せず、再稼動で幕引き、めでたしめでたし。なにしろ菅さんは脱原発論者ですから。
こんな国は原発運転の資格なし、使用済み核燃料をどうするかなんて考えられるはずがない!!
と失望し、怒っています。
2012.06.11 Mon l natureflow. URL l 編集

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