核ごみ処分場 候補白紙、玄海は不適 政府調査
毎日新聞2017年7月15日

高レベル放射性廃棄物
 原発の使用済み核燃料を再処理してプルトニウムなどを取り出した後に残る廃棄物。日本ではガラスと混ぜて固めた「ガラス固化体」にして地中施設に埋める。放射能が安全なレベルに下がるまでに約10万年かかる。世界で最終処分場が決まっているのはフィンランドとスウェーデンのみ。
世界で最も費用がかかり、使用期間も最長のこのオンカロ処分場は、フィンランド西岸のオルキルオト(Olkiluoto)島に建設される。複数のトンネルで構成するこの施設の名前は「オンカロ(Onkalo)」。フィンランド語で、洞窟という意味だ。放射性物質を環境絶対出さないという方針で、地下420mに保管する。

ところが日本政府は・・・・・・・・転載はじめ
 原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定で、地質学的な適否を推定するために政府が策定中の「科学的特性マップ」の概要が明らかになった。国土の7割以上が適地とされた一方、町長が処分場受け入れに前向きな姿勢を示した佐賀県玄海町は、地下に石炭が豊富で将来採掘の可能性が否定できないため「好ましくない」とされた。東京湾沿岸から千葉県中央部一帯も天然ガス田があるため適地から外れた。

経済価値のあるものが埋蔵されているから不適
何も埋葬されていない場所は、放射性廃棄物処分場に適する という判断!!

環境に放射性物質が漏れ出さない安定した地盤という観点はない!!
日本は早晩、世界の放射性廃棄物最終処分場になる。
何しろ史上最大の福島原発事故で、世界標準100ベクレル/kgの80倍、
8000ベクレル/kgの放射能汚染物質を再利用したり、一般ごみ出してたりできる
世界一の放射能汚染大国なのだから。
 by natureflow

 玄海町の岸本英雄町長は昨年4月の毎日新聞の取材に、同町が適地とされた場合は「町民説明会を開き、国と協議したい」と受け入れに前向きな姿勢を示した。しかし、町のほぼ全域が石炭埋蔵地とされ、適地から外れた。
高レベル放射性廃棄物処分場

2017.07.19 Wed l 使用済み核燃料・廃炉 l コメント (0) トラックバック (0) l top
福島県立医大・現政府・福島県はこれから何年後に全面謝罪することになるのだろうか?
甲状腺がん発生の被曝影響を、否定の根拠なく否定し、多くの子どもたち、若者を苦しめたことを
多くの被害が出ており、被曝影響が広がることが予想されるにも関わらず、住民の住宅支援を打ち切り、賠償金打ち切りで避難生活継続を不可能にして、緊急事態宣言解除できない高汚染地域に帰還させたことを
原爆被爆者を上回る住民ジェノサイドを実施したことを!!

放影研 被爆者に謝罪へ ABCC時代、治療せず研究
毎日新聞2017年6月17日 より転載
 原爆による放射線被ばくの影響を追跡調査している日米共同研究機関「放射線影響研究所」(放影研、広島・長崎両市)の丹羽太貫(おおつら)理事長(73)が、19日に被爆者を招いて広島市で開く設立70周年の記念式典で、前身の米原爆傷害調査委員会(ABCC)が治療を原則行わず研究対象として被爆者を扱ったことについて被爆者に謝罪することが分かった。放影研トップが公の場で直接謝罪するのは初めてとみられる。丹羽理事長は「人を対象に研究する場合は対象との関係を築くのが鉄則だが、20世紀にはその概念がなかった。我々も被爆者との関係を良くしていかなければいけない」としている。

 ABCCでは被爆者への治療は原則行わず、多くの被爆者の検査データを集めた。被爆者たちは「強制的に連れてこられ、裸にして写真を撮られた」などと証言。「モルモット扱いされ、人権を侵害された」と反発心を抱く人が少なくなく、「調査はするが治療はしない」と長く批判を浴びてきた。

 丹羽理事長は取材に「オフィシャルには治療せず、多くの人に検査だけやって帰らせていた。被爆者がネガティブな印象を持って当然で、さまざまな書物からもそれははっきりしている」とし、「おわびを申さなければならない」と語った。歴代の理事長らトップが被爆者に直接謝罪した記録はなく、放影研は今回が初めての可能性が高いとしている。

 記念式典では、冒頭のあいさつで「原爆投下の当事者である米国が、被害者である被爆者を調べることに多くの批判や反発があった。不幸な時期があったことを申し訳なく思う」などと述べる方針。この内容は1995年に放影研作成の施設紹介の冊子で言及されているが、ほとんど知られていなかった。

 一方、被爆者を裸にして検査をしたり遺体の献体を求めたりしたことについて、丹羽理事長は「米国側が日本の習慣などを十分理解しておらず、文化摩擦があった。だがサイエンスとしては必要だった」との見方も示した。

 放影研歴史資料管理委員会委員の宇吹暁・元広島女学院大教授(被爆史)は謝罪について「放影研は被爆2世、3世の研究を今後も続けるには、組織として謝った方が協力を得られやすいと判断したのだろう」とみている。【竹下理子】

放影研、被爆者に謝罪の言葉
2017.06.18 Sun l 原爆症・低線量被曝検証 l コメント (0) トラックバック (0) l top
オリンピックの2020年に新憲法でと、首相が憲法遵守義務に違反する国
天皇を元首に押し上げたい保守系学者・政治家は天皇の人間性を否定する人たちか?
時の政権が天皇陛下にここまでの最大限の侮辱を与えた例があるだろうか。
政府が象徴天皇を意のままに批判し、首相が集めた有識者が天皇陛下の象徴としての在り方を侮辱するのであれば、国民統合の象徴としての天皇制の意味はあるのであろうか?
天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、昨年11月のヒアリングの際に保守系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」などの意見が出たことに、陛下が「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」
陛下 退位議論に「ショック」 宮内庁幹部「生き方否定」
毎日新聞 2017年5月21日 より転載

 天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、昨年11月のヒアリングの際に保守系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」などの意見が出たことに、陛下が「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」との強い不満を漏らされていたことが明らかになった。陛下の考えは宮内庁側の関係者を通じて首相官邸に伝えられた。

 陛下は、有識者会議の議論が一代限りで退位を実現する方向で進んでいたことについて「一代限りでは自分のわがままと思われるのでよくない。制度化でなければならない」と語り、制度化を実現するよう求めた。「自分の意志が曲げられるとは思っていなかった」とも話していて、政府方針に不満を示したという。

 宮内庁関係者は「陛下はやるせない気持ちになっていた。陛下のやってこられた活動を知らないのか」と話す。

 ヒアリングでは、安倍晋三首相の意向を反映して対象に選ばれた平川祐弘東京大名誉教授や渡部昇一上智大名誉教授(故人)ら保守系の専門家が、「天皇家は続くことと祈ることに意味がある。それ以上を天皇の役割と考えるのはいかがなものか」などと発言。被災地訪問などの公務を縮小して負担を軽減し、宮中祭祀(さいし)だけを続ければ退位する必要はないとの主張を展開した。陛下と個人的にも親しい関係者は「陛下に対して失礼だ」と話す。
天皇制


2017.05.21 Sun l 天皇制・平和・憲法 l コメント (0) トラックバック (0) l top
天皇家の孤独な戦い ・・・
http://www.geocities.jp/flowercities/amaterasu/emperor2.html
天皇陛下のお言葉に始まった天皇の生前退位問題
その本質は何だろうと感じていた疑問点を解き明かしてくれる。
岐路に立つ象徴天皇制 白井聡氏 2026.9.7から考える。
現に国民が統合されていないのであれば、「国民の統合の象徴」もありえない。もしこれに誰も答えることができなければ、天皇制は終わるだろう。深く同意する。
戦前の大日本帝国憲法の元の、国民を支配するための権力のロボットのような天皇制はNOである。安倍政権がねらうのは、天皇制の継承者がなくなった時、旧皇族を復活させ、男系の傀儡天皇をコントロールする悪夢も。

白井聡氏 『週刊新潮』8月25日号に掲載
いつものように、今上天皇の言葉は穏やかであった。にもかかわらず、「象徴とは何か」を語るその姿に、私は一種の烈しさを感じ取った。皇太子時代から長年考え続けた「象徴としての役割を果たす」こととは、ただ単に天皇が生きていればよいというものではなく、また摂政が代行しうるものでもない。文字通り「全身全霊をもって」国民の平安を祈り、また傷ついた人々や社会的弱者を励ますために東奔西走しなければならない職務である、という御自身の考えがはっきりと打ち出されたのである。

なぜ今、それを実行しなければならないのか。生前退位の意向表明には、安倍政権による改憲プロセスを食い止める意図が込められているのではないかという見解が、囁かれている。安倍政権と熱心な支持者たちの戦後民主主義に対する敵意は明らかであり、その表面化に対して、天皇・皇后夫妻は慎重だが明白な態度表明を行なってきた。

しかし、「お言葉」に接して感じたのは、「憲法はどうなるのか」という問題よりも一層深刻な危機に対する警鐘である。「国民の統合」の危機が現に存在し、それが、今上天皇が象徴の任を果たすことが困難になってきつつあることを証明している、という切迫感が今回の意見表明を決断させたのではないか。

敗戦国で「権威ある傀儡」の地位にとどまらざるを得なかった父(昭和天皇)の代に始まった象徴天皇制を、烈しい祈りによって再賦活しつつ、時勢に適合しなくなったその根本構造を乗り越えるために何が必要なのかを国民に考えるよう呼び掛けた。もしもこれに誰も応えることができないのであれば、天皇制は終わるだろう。現に国民が統合されていないのならば、「統合の象徴」もありえないからである。われわれはそのような岐路に立っていることを、「お言葉」は告げている。

天皇家からのメッセージ 入り口紀男氏より
・「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び」
(天皇陛下のお言葉 H27.1.1)
http://www.geocities.jp/flowercities/amaterasu/emperor2.html
・「日本は平和と民主主義を守るべき大切なものとして日本国憲法を作り」 (天皇陛下のお言葉 H25.12.17)
http://www.geocities.jp/flowercities/amaterasu/emperor1.html
・「近代日本の黎明期に生きた人々の」
(皇后陛下のお言葉 H25.10.20)
http://www.geocities.jp/flowercities/amaterasu/empress1.html
・「身の震うような怖れ」
(皇后陛下のお言葉 H26.10.20)
http://www.geocities.jp/flowercities/amaterasu/empress2.html
・「争いや苦しみの芽となるものを摘み続ける努力」
(皇后陛下のお言葉 H26.10.20)
http://www.geocities.jp/flowercities/amaterasu/empress3.html
・「日本国憲法を基礎として築き上げられ」
(皇太子殿下のお言葉 H26.2.21)
http://www.geocities.jp/flowercities/amaterasu/prince1.html
・「戦争の惨禍を再び繰り返すことのないよう」
(皇太子殿下のお言葉H27.2.20)
http://www.geocities.jp/flowercities/amaterasu/prince2.html
・「謙虚に過去を振り返る」
(皇太子殿下のお言葉H27.2.20)
http://www.geocities.jp/flowercities/amaterasu/prince3.html

本ブログ
愛子さま 世界の平和を願って
秋篠宮さま「進まぬ帰還、心痛む」 震災追悼式
埋もれた歴史、光当てる旅 両陛下のベトナム訪問
天皇陛下のお言葉と安倍首相の靖国参拝
2017.05.06 Sat l 天皇制・平和・憲法 l コメント (0) トラックバック (0) l top
2017.5.3 安倍首相は2020施行の憲法改正を高らかに宣言
共謀罪が国会審議入り
政治家の共謀罪以外、何をしても共謀罪で立件できますね。
日本はファシズムへの限界点を越えようとしています。

 『共謀罪』対象277の罪 5類型」
4月28日付の東京新聞より。東京新聞より
共謀罪5類型 東京新聞
2017.05.04 Thu l 政治 l コメント (0) トラックバック (0) l top
県民として福島を守るのが美徳なのか?「私は自分の健康を守ります」(ある少女の手記より)
福島から避難した15歳少女の手記。「原発の危険性に知らんぷりをするのは重い罪です」 より

県民として福島を守るのが美徳なのか?「私は自分の健康を守ります」(ある少女の手記より)
「私は思うんです。
原発の危険性が分かっていながら知らんぷりをする。この罪は、直接かかわっている人と同じくらい、もしくはそれ以上の重い罪だと思います。
私もそうです。
危険だと知りながら逃げて、私を福島から離した母を憎み、今が楽しければ未来が真っ暗でもいい。そんな逃げるような考えをしていた私を、私は絶対に許しません。許せないんです。
この罪を忘れてはいけないと自分に言い聞かせます。
罪を背負っていかなければいけません。」
「やるべきことは、福島に残って、県民として福島を守ることではありません。
私は自分の健康を守ります。
そして、次の命が幸せになるように。その次の命も生まれて健康であるために、今の私が健康でなければいけません。
何の罪もない命を苦しませることは、やりたくありません。
私の罪は、2世、3世を守ることによって償います。」
「でも、これは私だけの問題ではないです。世界の問題だと思います。
今、放射能は漏れ続けています。海にも流れています。少しだからなんて、見えないからなんて絶対に思ってはいけないんです。それほど危険なんです。」
「今、日本の技術で原発を作れるようになりました。私たちのせいで他国にも危険にさらすなんて、今の私にはどうしたら良いか分かりません。」
「将来の子どもたちや母のことを考えて泣きたくなりました。
私の明るい未来があったとしても、2世、3世の明るい未来が見えなくて。
この話をしたくても、私は言葉にするのが苦手です。
それでも、未来の子どもが危ないということは知って欲しいです。」

以下英訳
2017.05.01 Mon l 原発事故 l コメント (0) トラックバック (0) l top
福島県甲状腺がん検査で、2次検査で経過観察になった、事故当時4歳の男児
甲状腺の2次検査で見逃し、後で手術してがんであったものは、
がんの記録には載せない!!

福島県は意図的に甲状腺がんの発見を減らしている!!
見逃して別途発見されたものは、がんの記録にのせない!!

検討委では「被曝(ひばく)の影響は考えにくい」として、理由の一つに、チェルノブイリ原発事故後にがんが多発した5歳以下で、ほとんど患者が見つかっていないことを挙げる。
だから事故当時4歳以下の子どもは、細胞診を受けさせないようにして
被曝影響を否定しようとしているのではないか!!

2次検査で陽性であったもののうち、細胞診を受ける割合が
2011年 64.3%
2015年  9.9%  と 6分の1以下に減少して、理由は報告されていない。

福島県立大学・放射線医学健康管理センター
Q: 二次検査で経過観察となり、保険診療を受けていた方が、経過観察中に甲状腺がんと診断されて手術を受けた場合、さかのぼって県民健康調査の「悪性ないし悪性疑い」の数に反映されたり、手術症例数に加えられたりするのですか。
A: ご質問のケースの場合、県民健康調査の「悪性ないし悪性疑い」数や手術症例数には反映されないことになっております。

細胞診割合が5年間で6分の1に=発見される癌が6分の1 に減らされている。
それ以後は保険診療に、県立医大は関知しない。
健康検査のがんの数には反映されない!!
甲状腺がんは発表されたものの6倍の可能性がある。


子ども基金に申込み認められたもののうち、福島県50人中5人(10%)が県の調査で見逃され、別の病院などの調査で見つかっている。

検討委には2次検査でがんの疑いが見つかったケースのみ報告される仕組みで、
男児は報告対象ではなかった。
福島原発事故当時4歳の男児、甲状腺がんと診断が記録に載らない
2017年3月31日 朝日新聞 より転載

 東京電力福島第一原発事故当時18歳以下だった約38万人を対象にした福島県の甲状腺検査で、経過観察となった事故当時4歳の男児(10)が昨年、甲状腺がんと診断されていたことが31日わかった。昨年6月の県の検討委員会の発表で事故当時5歳だった1人ががんと診断されており、5歳以下では2人目。

 甲状腺がん患者を支援する民間基金「3・11甲状腺がん子ども基金」が記者会見で明らかにした。男児は2014年に受けた甲状腺検査の2次検査で経過観察とされた後、福島県立医大で15年にがんの疑いがわかり、16年前半に甲状腺の摘出手術を受けてがんが確定したという。現在は通常の日常生活に戻っている。

 甲状腺検査では昨年末時点で全体で145人ががんと確定。検討委では「被曝(ひばく)の影響は考えにくい」として、理由の一つに、チェルノブイリ原発事故後にがんが多発した5歳以下で、ほとんど患者が見つかっていないことを挙げる。

 検討委には2次検査でがんの疑いが見つかったケースが報告される仕組みで、男児は報告対象ではなかった。県立医大は「一般の診療情報なので報告しなかった」と説明するが、同基金は「経過観察の結果がわからなくなり、報告に入らないのは問題だ。(被曝の影響は考えにくいとする)根拠が揺らいでいる」と指摘する。

 検討委の成井香苗委員(臨床心理士)は「事故影響を正しく判断できない」と指摘。複数の委員が「報告対象に加えるべきだ」と話す。県の県民健康調査の担当者は「こうした事例があることは把握している」とした上で「検討委でどのように扱うか議論があると思う」と話している。

関連リンク
福島県立大学・放射線医学健康管理センター
Q: 二次検査で経過観察となり、保険診療を受けていた方が、経過観察中に甲状腺がんと診断されて手術を受けた場合、さかのぼって県民健康調査の「悪性ないし悪性疑い」の数に反映されたり、手術症例数に加えられたりするのですか。
A: ご質問のケースの場合、県民健康調査の「悪性ないし悪性疑い」数や手術症例数には反映されないことになっております。以下に理由をご説明します。

被ばく影響を否定する「権威」による、事故当時0~5歳の発症なし「根拠」が瓦解

朝日新聞英語版より
Fukushima child’s case not found in Japan thyroid cancer records
http://www.asahi.com/ajw/articles/AJ201703310047.html
Hisako Sakiyama, a medical doctor and representative of the 3.11 Fund for Children With Thyroid Cancer, speaks to reporters in Tokyo on March 31. (AP Photo)
2017.04.02 Sun l 福島甲状腺がん l コメント (0) トラックバック (0) l top
今年の重大ニュースに ”アッキード事件” が入るのは確実
流行語大賞の有力候補は ”忖度”


日経(春秋)「例の案件、こっちの関連だから」と先輩が・・・ 2017.3.25朝刊より転載

 「例の案件、こっちの関連だから」と先輩が親指なぞ立てて目配せする。
「わかってます」と後輩。正式な指示でも機関決定でもないが、なぜか最優先事項となる。
「聞いてないですよ」と反論しようものなら、KY(空気読めない)とレッテル貼りされるのが落ちか。

▼日本中、どの職場でもありそうな、上役やら得意先の意向の「忖度(そんたく)」である。
言葉の意味自体「他人の心中をおしはかること」(広辞苑)とニュートラルだ。
しかし実際に使われる時は
「力を持つ上の者の気持ちを先取りし、機嫌を損ねぬように処置すること」
といったニュアンスになろうか。
書いていて嫌な汗がにじむ。

Akie

▼ 「神風が吹いたと思った」
森友学園をめぐる国会の証人喚問の場で、籠池理事長はこんな表現をした。
小学校の設立に当て込んだ国有地が、ゴミを理由に大幅に値引きされて払い下げられた一件についてだ。
首相夫人と学園の関係や国会議員による「言葉がけ」が
財務省や出先の判断に影響を及ぼしてはいないか。

▼ 「重層的な忖度メカニズム」
今回こんなものが働いたかと疑われる。

理事長は首相と信条の近さを強調し、夫人付の職員名で問い合わせもあった。
公開文書では確かに「ゼロ回答」だが、
連絡すること自体、役所へのボディーブローだったかもしれない。
究明に必要な交渉の記録は廃棄された。
忖度なら度が過ぎよう。
2017.03.25 Sat l 政治 l コメント (0) トラックバック (0) l top
何か暗い気持ちになるこの頃、爽やかな風が吹き抜けました
卒業に際し、宮内庁は愛子さまが同校の記念文集に寄せた作文を公開した。
毎日新聞 2017年3月22日
世界の平和を願って 敬宮 愛子さま

愛子さま

 皇太子ご夫妻の長女愛子さま(15)が22日、学習院女子中等科(東京都新宿区)を卒業された。卒業に際し、宮内庁は愛子さまが同校の記念文集に寄せた作文を公開した。
作文の全文は以下の通り。

世界の平和を願って
2017.03.24 Fri l 天皇制・平和・憲法 l コメント (0) トラックバック (0) l top
秋篠宮さま「進まぬ帰還、心痛む」 震災追悼式 朝日新聞 2017.3.11
原発事故文言、安倍首相使わず 追悼式で初 毎日新聞 2017.3.11

秋篠宮さま
被災地で人々が復旧と復興への努力を続けてきたことに触れたうえで、
しかし、その一方では、被災地、また避難先の地で、困難な生活を強いられている人々が今なお多くいます。特に、避難生活が長期化する中で、年々高齢化していく被災者の健康や、放射線量が高いことによって、いまだ帰還の見通しが立っていない地域の人々の気持ちを思うと深く心が痛みます。困難な状況にある人々誰もが取り残されることなく、平穏な暮らしを取り戻すことができる日が来ることは、私たち皆の願いです。

他方安倍首相
東日本大震災の政府主催の追悼式で、安倍晋三首相は「原発事故」の文言を式辞で使わなかった。追悼式は震災翌年の2012年から毎年開かれ、今回が6回目。昨年までは首相式辞の中で必ず触れていた。
 今回は「復興は着実に進展していることを実感します」「福島においても順次避難指示の解除が行われるなど、復興は新たな段階に入りつつある」などと復興の成果を強調した。

福島は2011.3.11から今もなお、緊急事態宣言発令中である。汚染水をストップするはずの凍土壁は凍土すだれという規制員会の判定があってから、永遠に太平洋に流し続ける構え。メルトスルー燃料はどこにあるか、ロボットカメラがすぐ壊れるので、全く分からない。廃炉できず、石棺で閉じ込められず、永遠に大気中、汚染水で国土と地球を汚染し続ける。帰還された県民は、生涯緊急事態宣言の元、高放射能を浴びながら生きていかねばならない可能性が大きい。6年で原発事故がなくなったのは、安倍首相の思考の中のみ。
2017.03.12 Sun l 天皇制・平和・憲法 l コメント (0) トラックバック (0) l top